森友学園への国有地巨額値引きを巡り、財務省の公文書改ざん事件で命を絶った赤木俊夫さんの妻、雅子さんに嬉しい知らせが届きました。
財務省は事件当時、背任などの疑いで捜査にあたった大阪地検特捜部に関係文書を任意提出したが、全員不起訴。
雅子さんは真相解明のため、提出文書の開示を財務省に求めたが拒否されました。
雅子さんの不服申し立てを受け、国の情報公開・個人情報保護審査会で審査が行われていました。
それから2年、忘れたころになって「財務省は不開示決定を取り消すべき」という答申が届いたそうです。
財務省は、検察に提出した文書があるかないかを明らかにするだけで、将来の同種事案の捜査に影響を与えるとして開示を拒否しました。
「将来の同種事案」って、また公文書を改ざんするつもりなの? とあきれますね。
これについて審査会は、「文書の存否を答えても文書を任意提出した事実がわかるだけで、捜査の“手の内”の情報がわかるわけではなく、将来の類似事件の捜査に支障を及ぼすものではない」と指摘して、財務省の不開示決定は取り消すべきだと判断しました。
私もこの決定に賛成です。
これで真相が明らかになるといいですね。
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