熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

政治家は、このくらいの危機感で・・・

2025-02-13 22:28:54 | 政治
村上誠一郎総務相は13日の衆院総務委員会で、「個人的見解」と前置きしたうえで、21世紀末に仮に人口が現在の半分の5千万~6千万人になった場合、「国県市町村というシステムが構成できるか非常に危惧を持っている」と語りました。

国立社会保障・人口問題研究所は、2070年に日本の総人口は約8700万人になるとの推計を公表していますね。

村上氏は「(人口が半減すれば)今のような1700以上の市町村の構成は難しい。全国を大体30万~40万人の市で区切れば、300から400の市で済む。市と国が直結して交渉できるシステムが一番いいと思う」と話しました。

「極端なことを言うと、県庁も全部いらないし、道州制も意味がない」とも述べたそうです。

このくらいの危機感を政治家は持ってほしい。

人口半減となった場合に備えて、現在の市町村・県というシステムをどのように変えていけばいいのか。

人口減にブレーキを掛ける対応策を国会で議論して、国民の前に提示して欲しいですね。

予算を確保するだけでなく、社会システムや国民の意識を変える、国民全体で子育てをするというシステム・意識改革が必要だと思うのですが、政治家も国民も「ゆでガエル」状態。

これでは日本が消滅するというのが現実になりそうです。

悲しいですが・・・


ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下から投票して下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする