熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

新型コロナ

2021-11-12 16:54:52 | 
新型コロナウイルスに関する本を2冊紹介します。

1冊目は、浦島充佳さんが書かれた「新型コロナデータで迫るその姿(エビデンスに基づき理解する)」です。

この本は、サブタイトルに書かれているように、データに基づいて新型コロナウイルス感染症を理解しようとするものです。
「新型コロナを知る」「感染症数理モデルから考える新型コロナ対策」「なぜ新型コロナ死亡率は国によって数十倍以上違うのか?」「mRNAワクチン」「新型コロナは人類の脅威である」「120年スパンでみるとコロナ禍で死亡率は増えていない」「専門家の知見をどう政治決断に活かすか?」について、データに基づいて分かり易くかかれています。

とても参考になりましたね。
ただ惜しむらくは今年の1月に書かれたので、最近のデータは掲載されていません。
第5波の急激な感染者数の減少の原因を究明してくれることを期待したいですね。


2冊目は、石坂友司さんが書かれた「コロナとオリンピック(日本社会に残る課題)」です。

新型コロナ感染が拡大しているときに開催されたオリンピックは、従来のオリンピックとは大きく異なる風景が見られましたね。
この本には、「東京オリンピックと2020年」「東京オリンピックがもたらす都市空間の変容」「東京オリンピックと震災復興」「オリパラ教育とボラティアの行方」「東京オリンピックとナショナリズム」「東京オリンピックと2021年」について分かりやすく書かれています。

東京大会を振り返えれば、コロナ禍という困難が降りかかったことを差し引いても一部の都市開発が成し遂げられたこと以外は失敗に終わったことは間違いないでしょう。

政権に忖度しない客観的なレビューが望まれます。



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