経営危機にある中国不動産大手、中国恒集団が17日、米連邦破産法の適用を申請したそうです。
海外債権者による差し押さえなどを防いで経営再建につなげる狙いのようですが、見通しの厳しさは変わっていませんね。
必ず値上がりするという中国の不動産「神話」は崩れ、中国経済だけでなく世界経済を減速させるリスクもはらんでいます。
私も経験しましたが、日本のバブル崩壊と似ていますね。
当時の日本も、土地の価格は必ず上がるという神話の世界に酔っている人が多く、ワンルームマンションを1000万円で購入した人も多かったようです。
そしてバブル崩壊。
不動産の価格は値下がりでバブルに酔った人たちは多くの負債を抱えて悩んでいましたね。
今の中国が同じような状況です。
金持ちは売り抜けて無事でしょうが、庶民は借金を抱えて呆然としているでしょう。
中国政府は借金棒引きの荒業を使えば庶民の信頼を失わずに済むのですが、金持ちの信頼を失うことになり、資金が国外へ流出します。
さて、中国政府はどのような手を打つのか、興味津々です。
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