熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

中国崩壊

2012-09-06 08:59:17 | Weblog
宇田川敬介さんが書かれた「2014年、中国は崩壊する」を読みました。

私の読書は、一つの見方に偏ると適切な判断ができないので、異なる見解の本を読むことにしています。

今まで、中国躍進の本を多く読んでいましたので、その反対の、チャイナリスクの本を読んでみることにしました。

この本は、衝撃的なタイトルですが、内容はなかなか説得力がありますね。

なぜ中国が崩壊するのか。

著者によると、中国では他の先進国と比較して、共産党一党独裁、人権が認められていない、自由がない等の問題があり、中国国民も相当不満を抱えていますが、その不満は経済成長をすることで抑えられています。

つまり、国民の不満を抑えるためには、経済成長を続けなければいけないことになります。

13億人を先進国並みの生活水準にするのは、ほとんど不可能ですが、経済成長を減速させると、格差社会の底辺層(中国の80%と言われている)が反政府運動を起こすので、これも出来難い。

したがって、中国国内での自治区(チベット、ウイグル等)の管理を強化して漢民族を移転させており、香港の完全国有化を図る(最近、愛国教育反対のデモが起こっていますね)、台湾を併合する、東シナ海、南シナ海の領有権を主張する等の活動を強めています。

また、世界各国へ資金援助と引き換えに漢民族を送り込んで、その国の経済を支配することも狙っているそうです。

この本の指摘は、かなり説得力がありますね。

このような中国の政策は、そのまま突き進めば各国または地域との軋轢が生じて、最悪の場合は戦争になると言われています。

このケースとは反対に、現在の中国政府が模索している経済成長のソフトランディングが成功すれば、中国は先進国の仲間入りが出来るでしょう。

中国政府が周辺国との軋轢を避けて、経済成長をソフトランディングできるといいのですが。

人間の欲望には限界がなく、今の中国国民の生き方を見ていると、悲観的な考えになりますが、中国政府の理性的、協調的な政策運営を期待しましょう。






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職務発明

2012-09-05 15:11:10 | Weblog
退職した企業から職務発明のライセンス実績補償金支払いの連絡が来ました。

定年退職して5年になりますが、思わぬお小遣いにニンマリするばかりです。

私が研究所勤務の時にした発明が20数件程特許登録されており、その内、約15件が自社実施補償の対象特許で、8件がライセンス補償の対象特許です。
ライセンス対象特許の8件は、何れも自社実施補償の対象特許で、両方の補償金が頂けますので、発明者孝行の特許ですね。

自社実施の補償金は毎年3月に支払われ、ライセンス補償金は毎年9月に支払われます。

存続期間が満了しているので、昨年の支払いが最後だろうと思っていましたが、今年も有りましたね。
ラッキーです。

ライセンス補償は、当初、8件が対象でしたが、存続期間満了により、4件となり、今回は2件でした。

補償金も夫婦で海外旅行から国内旅行になり、今回は日帰りバス旅行となりました。

それでもライセンス、自社実施を合わせると、10年以上、毎年補償金を頂いており累計はかなりの金額になります。
有難い限りです。

今回が最後の支払いになるかと思うと少々寂しくなりますね。

もしかすると、来年の3月が最後かも・・・・・








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弁理士の仕事の紹介

2012-09-04 09:06:42 | Weblog
弁理士会執行役員会から「YouTubeに弁理士の仕事を紹介するビデオを2点アップしました。」というメールが届きました。

●弁理士の仕事とは http://youtu.be/7KEvUvnTy3w
●自社製品を模倣から守るためには http://youtu.be/FuD4FMA963s

の2本で、各4分程度の短い紹介です。

早速、見てみました。

プロの女性アナウンサーの質問に、弁理士が答えるというものです。

少々堅苦しい気がしますが、短い時間での紹介ですから仕方がないでしょうね。

誰を対象にしているかによって内容を変えたほうが良いのですが、潜在顧客である企業経営者を対象としているのであれば、企業の利益になる具体例を示したほうがアピールしますね。

一般の人を対象にした幅広い啓蒙活動だとすれば、インタビュー形式よりも、アニメやCMのような、もう少しわかりやすい内容の方がよかったのでは。

これから改善していくのでしょうね。

期待しています。








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日韓戦

2012-09-02 19:53:24 | Weblog
サッカー・U―20女子ワールドカップ日本大会は30日、東京・国立競技場で準々決勝2試合が行われ、日本(1次リーグA組1位)は、前回3位の韓国(同B組2位)を3―1で下し、初の4強入りを果たしました。

最近の竹島問題で韓国戦は特別の負けられない試合となっていますね。

オリンピックは、男子サッカーが韓国に負けて、女子バレーは韓国に勝ちましたので、1勝1敗、五分五分でした。

今回のU―20女子ワールドカップの勝利で日本がリードしたことになり、少しだけですが優越感にしたっています。

準決勝の相手はドイツと強敵ですが、何とか決勝まで進んで欲しいものですね。

それにしても韓国に勝って良かった。





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地方自治

2012-09-01 19:19:22 | Weblog
「地方の時代」「地方から国を変える」等、地方の時代を訴える政治家が多いのですが、肝心の住民が地方自治を理解していないのでは話になりません。

そこで、自宅近くの大学図書館で「地方自治」に関係する本を何冊か借りてきて読んでみました。

大学、大学院で地方自治法、行政法の勉強はしましたが、関心が今一つで理解不十分のまま現在に至っています。

今回借りてきた本は、地方自治の入門書ということで、事例も多く大変わかりやすかったですね。

財政破綻した夕張市の例も載っていましたが、箱物を建設してメンテナンス費用に苦しむ構造は、どの市町村でも同じでしょう。

私が住んでいる市でも、車が通行しない道路を新設したり、分不相応な市民センターを建て替えしたりと、近い将来メンテナンス費用で苦しむことは目に見えています。

市長や市議会議員は、市の将来の財政構造の健全化よりも現在の利益、自分の実績を残すことに関心が高く、問題を先送りしているとの批判にも全く耳を傾けません。

ここは、私達市民が地方自治を実践していくしかないでしょうね。

そのためには、地方自治の理解を深めるための勉強や地方自治を実践するための活動に取り組む必要があります。

先ずは、市議会の傍聴、市のパブリックコメントへの書き込み、市の財支出の点検から始めることにします。

市民による地方自治の実現は、ある意味、団塊の世代の役割でしょうね。

「団塊の世代が地方から国を変える」

頑張りましょう。







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