熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

地方自治

2012-09-01 19:19:22 | Weblog
「地方の時代」「地方から国を変える」等、地方の時代を訴える政治家が多いのですが、肝心の住民が地方自治を理解していないのでは話になりません。

そこで、自宅近くの大学図書館で「地方自治」に関係する本を何冊か借りてきて読んでみました。

大学、大学院で地方自治法、行政法の勉強はしましたが、関心が今一つで理解不十分のまま現在に至っています。

今回借りてきた本は、地方自治の入門書ということで、事例も多く大変わかりやすかったですね。

財政破綻した夕張市の例も載っていましたが、箱物を建設してメンテナンス費用に苦しむ構造は、どの市町村でも同じでしょう。

私が住んでいる市でも、車が通行しない道路を新設したり、分不相応な市民センターを建て替えしたりと、近い将来メンテナンス費用で苦しむことは目に見えています。

市長や市議会議員は、市の将来の財政構造の健全化よりも現在の利益、自分の実績を残すことに関心が高く、問題を先送りしているとの批判にも全く耳を傾けません。

ここは、私達市民が地方自治を実践していくしかないでしょうね。

そのためには、地方自治の理解を深めるための勉強や地方自治を実践するための活動に取り組む必要があります。

先ずは、市議会の傍聴、市のパブリックコメントへの書き込み、市の財支出の点検から始めることにします。

市民による地方自治の実現は、ある意味、団塊の世代の役割でしょうね。

「団塊の世代が地方から国を変える」

頑張りましょう。







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