
三浦半島への日帰り旅を、楽しんだミモロ。
2日後には、大根畑でいただいた、大根が届きました。
そして、それからすぐ後に、もうひとつ宅急便が届きました。
同封された手紙には、
「これは、横須賀の名物の海軍カレーです。
いろいろ種類があるけれど、このカレーが一番、私は
美味しいと思います。どうぞ、食べてみてね」と。
ワクワクしながら、荷物を開けると、そこには、

横須賀名物の海軍カレーのレトルトパックが、5箱も。
お友達のおすすめのカレーは、一体どんなでしょう。
そして、手紙には、
「前にディズニーランドで買って、すごく使いやすかったので、
今回、また行ったので、ミモロちゃんにひとつプレゼントします」
と手紙は、続きます。
「えーなんだろう?」
ミモロが、荷物の奥をみると、
そこには、

ミッキーマウスの手をかたどった、かわいいおしゃもじが入っていました。
「わーかわいい!こんなおしゃもじ見たことない!」
可愛らしいデザインながら、使い勝手もよいというしゃもじ。
実は、ミモロのお友達は、横須賀でお米屋さんをしています。
お米屋さんおすすめのおしゃもじ、その使いやすさは、折り紙付きというもの。
「せっかくだから、お昼は、このカレー食べよう・・・」と
エプロンを付けて、ミモロは、キッチンへ。

なにを始めるの?
「あのね。まずお米を研がなくちゃ・・・」

ミモロは、いつも使っているご飯専用の土鍋で、
お友達から以前送ってもらった魚沼産のコシヒカリを炊くことに。

「水加減もOK.後は、炊くだけ・・・」

「はじめチョロチョロ、中パッパ、赤子泣いても蓋取るな・・・」
ミモロは、なにかブツブツいいながら、土鍋の火加減を確かめます。
「美味しく炊けますように・・・。どんなカレーかなぁ、
楽しみ、楽しみ・・・・」
ご飯が炊けるのが、待ち遠しいミモロです。
旅のポイント:日本で、カレーが食べられるようになったのは、明治時代の海軍で出されたカレーがルーツと言われています。野菜と肉の両方がとれるカレーは、栄養バランスの上から、海軍に採用されたとか。カレーの香辛料に小麦粉がとろみをつけたルーを、白米のご飯の上に掛けるスタイル、いわゆるカレーライスは、いうなれば日本の料理です。現在、海上自衛隊では、金曜日はカレーの日。長い航海で、曜日の感覚がなくなるのを防ぐためだそう。横須賀の町には、カレーのお店も目立ちます。
ちなみに「カレーライス」は海軍流の呼び方、「ライスカレー」は陸軍流の呼び方だそうです。
ミモロに送られたのは、ヤチヨ社製の
「ヤチヨ よこすか海軍カレー」200g入り、1食370円。ネットでの購入も可能です。