今年も祇園祭を満喫しているミモロ。

粽売りのボランティアをしたミモロに、「はい、ご褒美…」と、近所の「池坊学園」で開催されている「花きらきら茶会」

祇園祭期間は、周辺の施設やお店でもさまざまなイベントが行われています。これもそのひとつ。


大きな建物の中をトコトコ歩き、その会場へ。

夏らしいお花が、それぞれ個性豊かに活けられた作品が並んでいます。


その奥が、生徒さんたちがお点前を披露するお茶席に。
ミモロは、お点前のすぐ前のお正客のお席に…。
「お菓子をどうぞ…」

「わー夏らしい風情のお菓子…これは、どういうお菓子ですか?」と、正客らしくお尋ねます。

「これは、キュウリというお菓子で、祇園祭のお印であるキュウリが描かれた葛焼きです」と。清々しいキュウリを思わせる色合いの葛焼きの面に、知恩院黒門前にある神さまがお降りになったと言われ、きゅうりが稔ったとの瓜生石に因み、輪切りキュウリの焼印が。
ミモロは、そのお菓子が気になりつつ、お点前を拝見。

やがて、ミモロのところに、お茶が運ばれました。

「わー祇園祭の鉾が描いてあるお茶碗だー。お菓子もお茶碗も、ホント、祇園祭らしくてステキ!」と、うれしそう。
ほんのり甘い和菓子の味が口に広がり、ほろ苦い抹茶が、気分をリフレッシュしてくれます。
「外は、すごい人出で、歩くのも大変…。でもここは別世界…また来年も来ちゃおう…」と。
お茶を頂いたミモロは、建物の中を歩いていると、遠くから祭囃子の音が聞こえてきました。
「なんだろ?」と、さらに進むと・・・。
そこでは、「大船鉾」の方々によるお囃子の演奏が。

町内の子供も混じり、祇園祭独特のお囃子が、響きます。

今年、唐櫃巡行と共に、宵山の夜、日和神楽に参加する「大船鉾」。本番に向かい、何度も演奏が行われます。この日和神楽は、山鉾巡行の日の好天を願い、鉦(かね)、太鼓、笛などを専用の山車にのせて八坂神社の御旅所に向かいながら演奏されます。「函谷鉾」「岩戸山」「船鉾」「月鉾」「菊水鉾」や「南観音山」「北観音山」などのお囃子が四条通を夜21時すぎから進みます。
「夜、見に行かなくちゃ…」と。「一度家に戻って、休まないと…」さすがのミモロも連日の暑さにちょっと疲れがでているよう…がんばれミモロ!

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