お茶の産地、宇治田原町で開催された「お茶を使った料理教室」。
次の料理は、塩麹と抹茶を混ぜ合わせた中に、鮭を漬け、1晩冷蔵庫で寝かせたものを

教えて下さるのは、地元の食材を使ったお弁当などが評判の「ふるさと弁当 魚定本店」の福田哲也さん。

鮭のほかに、海老やホタテ、しめじ、えのき、長芋などの野菜もたっぷり入れます。

「なかなか材料も豪華…」出来上がりが楽しみなミモロです。
ミモロは、同じグループの皆さんと一緒に、スライスした野菜などをホイルに包み、白ワインとバターで味を調えます。

「できたー。たくさんお野菜もいれちゃったー」

中から美味しいお汁がこぼれないように、ホイルで2重にしっかり包みます。

他には、この料理教室を主宰する「21お茶のふるさと塾」の塾員の松本雅代さん

玉ねぎ。ジャガイモを弱火で煮込み、牛乳や生クリーム、そして抹茶を加えた冷たいスープです。「丁寧に根気よく、ジャガイモの形がなくなるまで煮込むんだよねー」

「えーと、次は何を作るの?」みんなと一緒に、次の料理の説明を聞きます。

鍋でミモロが、作っているのは「簡単お茶ふりかけ」。

*「簡単お茶ふりかけ」は、茶がら(玉露が好ましい)40g、ちりめんじゃこ10g、清酒15、醤油12、本みりん12を、鍋に全部入れ、炒り煮して、水分がなくなったら、ゴマを少々混ぜて出来上がり。液体の単位はシーシーです。
「お茶の香りとお醤油の香ばしさが、いいねぇー」作りながら、ミモロは、よだれが…。
*お茶は、やわらかい玉露がいいそうですが、お煎茶の茶がらでも作れます。2,3日の作り置きもできるので、少し多めに作って冷蔵庫へ。アツアツのご飯にかけると、本当に美味しい。お茶のパワーをそのまま食べる感じで、ミモロお気に入りのふりかけです。簡単なので、ぜひ作ってみて下さい。
料理教室の時間の都合から、玉露を入れて炊いた風味豊かな「玉露ごはん」は、スタッフの方が作って下さいました。
また、みんなが作業しているそばで、パティシエの馬場さんは、「抹茶クッキー」を。ミモロも作業を抜けて、時々お手伝い。


クッキーの焼けるいい香りがする頃、ミモロの姿が、調理台から消えています。
あれ?どこに・・・。

ミモロは、焼きあがったクッキーをじっと見つめています。
「焼けてるかどうか、お味見しなくていいの?」

食べたくてたまらないミモロです。
さぁ、料理はすべて終わり、いよいよ盛り付けに。

きれいに盛り付けられた料理を前に、「やったー!完成!」と拍手で作業を締めくくります。

いよいよお待ちかねの実食タイム。
「お茶の葉の天婦羅も食べる?」

「ハーイ。もちろんいただきまーす」と、ミモロは、大喜び。
調理台に蓋を被せて、テーブルの出来上がり。そこでみんなで出来立ての料理を味わいます。
「いただきまーす!」と声を揃えて…。

「みんなで作ったんだよねー」と、この中学に通う生徒さんと料理を前に嬉しさもいっそう。

「今日は、みんなと一緒にお料理できて、すごく楽しかったー」とミモロ。
デザートも、ほらこんなに素敵に…。

「どれもお茶の風味がして美味しいね。お茶は体にいい成分がいっぱい…。飲むだけじゃ、もったいないね。お茶を料理に使うと、さっぱりとした味わいになって、なんか食欲が進む感じ…」
いつも食欲旺盛なミモロですが、お茶の料理の味わいは、その食欲をさらに増幅…。
*今回の「お茶を使った料理教室」は、第1回目。お茶の魅力を伝え、宇治田原町のPRの活動もする「21お茶のふるさと塾」が主催しました。今後もさまざまなお茶にまつわる活動を展開するそう。ぜひ、ホームページをご覧ください。

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