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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都、花菖蒲スポット。「梅宮大社」は、今週中が花の見ごろ。アジサイも咲きはじめて・・・

2013-06-04 | 自然

京都の西、松尾大社方向へ、四条通をひたすら西へと走ると、桂川の手前に「梅宮大社」があります。

電車なら、阪急嵐山線の松尾駅から、松尾大社とは反対向き、東に向かって500メートルほど。「梅宮大社前」と言う看板が目印です。

そもそも「梅宮大社」は、およそ1300年前、橘氏の祖である諸兄の母、県犬養三千代が、橘氏一門の氏神さまとしてお祀りしたのが始まりです。 ご祭神は、酒解神(サカトケノカミ)または大山祇神(オオヤマズミノカミ)と呼ばれる神様です。そのお名前からわかるように、酒づくりの祖神と言われます。

ご神徳は、酒造守護、子授け、安産の守護、縁結びなどだそう。

また、本殿などの建造物は、元禄年間に再建されたもので、現在、京都府登録文化財となっています。


さて、本殿にお詣りしたミモロが、次に向かったのは、神苑です。
実は、この神社、外からではわからないのですが、広いりっぱな神苑があるのです。

折しも、6月は、花菖蒲が見ごろを迎え、2つある池の畔に、見事な花を咲かせています。

「うわーキレイ…こんなに花菖蒲があるって、知らなかった…」とミモロはビックリ。


勾玉池には、見渡す限り一面の花菖蒲。
「スゴイ…それに、ちょうど今からが、見ごろだねー」と、予想外の見事さにただ茫然と立ち尽くすミモロです。

「なんて豪華なんだろ…」こぼれんばかりの花を広げた花菖蒲にうっとり。

「花菖蒲は、蕾の先を触っちゃダメなんだよね。咲かなくなっちゃうんだよ…」と、豆知識を披露。
江戸時代に園芸種として流行したアヤメ科の花菖蒲。その品種は数多く、園芸家が、次々に新しい品種を作りだしました。

さて、花菖蒲とカキツバタの区別…いつもミモロが悩むところ。
よくわからない場合は、茎の丈が高いのが花菖蒲で、60~120センチになります。それに比べて低めな感じがするのが、カキツバタ。かなり大雑把な区別の仕方ですけど…。また、6月に見頃を迎えるのは、花菖蒲で、カキツバタは、5月中とか。


「まぁ、どっちでもいいや、両方とも美しいから…」と、なんともアバウトなミモロです。

また、池には、水連の白い花の姿も。
「なんか、葉っぱの下で動くものがあるの…」と池を見つめるミモロ。

池の面を埋め尽くした水連の葉の下で、確かにゴソゴソ…。「あ、鯉…」時折、大きな鯉が口をパクパクさせています。「もしかしたら、亀もいるんじゃないのー」と、葉の下を想像するミモロです。

さて、神苑には、もうひとつ見どころが。この時期、そろそろ咲きはじめたアジサイです。


「まぁ、アジサイは、これからって感じだねー」。でも、すでに満開のものも…。
「この神社って、花の神社なんだねー。広いから手入れするのが大変だねー」とミモロ。暑い日中、庭師さんたちが、汗を流しながら、植物の手入れをしていました。

「庭師さんたちのおかげで、こんなキレイな花が見られるんだねーありがたいねぇー」と、ミモロ。


今週中がおそらく花菖蒲の見頃。ぜひ、お見逃しなく…。

*「梅宮大社」の詳しい情報は、ホームページで。

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コメント (5)
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