ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「ひさご寿し」。京都らしい鯖寿司や太巻き、箱寿司などが評判。芝居見物や持ち帰りにも人気の折詰

2013-12-14 | グルメ

京都の町の中心地、四条河原町の交差点にほど近い場所にある「ひさご寿し」。京都の人には、お馴染みのお店です。
  

高島屋から、河原町通を北に進むと、そこに「ひさご寿し」の本店があります。
新鮮な旬の魚介類がのった江戸前のお寿司も魅力的ですが、京都に来たら、ぜひ味わいたいのが、鯖寿司や太巻き、ちらし寿司など。
お店の前のケースの中には、折詰のサンプルが並び、どれも美味しそう…。

穴子やタマゴ、エビがのった箱寿司は、京都では、食べる機会が多いお寿司です。
というのは、南座での芝居見物、また、踊りなどの会をはじめ、京都では、さまざまな会で、折詰のお寿司が配られたり、持参したりするのです。ミモロも、以前、歌舞伎鑑賞に南座に行ったとき、幕間の休憩時間に、折詰のお寿司をいただきました。昭和25年から創業する「ひさご寿し」は、折詰のお寿司で有名なお店です。

もちろん、お店では、トロやイカなどのにぎり寿司もいただけますが、やはりミモロがここで注文したいのは、ほどよく脂がのった鯖寿司や刻んだ穴子やタマゴなどがのった箱寿司です。

ときどき折詰を買って、お家で食べるミモロですが、この日は、お店でいただくことに。
間口は、狭い造りですが、奥にはゆったりとしたスペースが広がり、お買い物の途中などに立ち寄る人も多く、昼時は満席に。ミモロが訪れたのは、夕方近く。中途半端な時間でも、営業中は、いつでも利用できるのがうれしいこと。

注文したお寿司が運ばれるのが待ちきれないミモロは、お店の厨房をのぞきます。
「ミモロのお寿司つくってるのかなぁー」お店には、この時間、ミモロのほかにお客様の姿はありませんが、電話での注文やお店に買いに来る人のために、みんな忙しそう。

しばらくして、ミモロの前にお寿司が。
「わー美味しそう…」ミモロが、注文したのは、ミニ箱寿司と鯖寿司などがセットになったもの。(2100円)
「思ったより、たくさん~」と、どれから食べるか悩んでいると、「鯖寿司などは、持ち帰りできますよ」とお店の方。そこで、ミモロは、箱寿司を全部食べて、鯖寿司などを包んでもらうことに。
「お夜食にするんだー」と。夜の楽しみを残します。

箱寿司を食べ終わり、他のお寿司を包んでもらっている間、香ばしいほうじ茶でのんびり。
「美味しかったーごちそうさま」満足そうな面持ちのミモロです。

折詰は、観光などで疲れて、夕食をホテルの部屋で過ごしたい人に、また、新幹線の中で食べるちょっと贅沢な駅弁としてもおすすめです。

*「ひさご寿し」京都市中京区河原町通四条上ル塩屋町344 電話075-221-5409 9:00~21:00LO 無休 本店のほかに、高島屋や京都伊勢丹でも、折詰を買うことができます。 


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コメント (2)
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