クリスマスが過ぎた京都の町は、お正月へとまっしぐら…。ミモロも、そろそろ本格的にお正月の準備を始めます。(ちょっと遅めですが…)とはいうものの、「久しぶりにお散歩しよう…」と、東山、高台寺前の「ねねの道」から、清水寺へ向う「二年坂」へと、みんな忙しそうな師走にもかかわらず、のんきに散策へ。
「ねねの道」から「二年坂」「産寧坂」へのコースは、この東山エリアでも人気の高い散策コース。常に、多くの観光客が、道の両脇に連なる土産物などのお店を見ながら、そぞろ歩いています。
久しぶりに訪れた「ねねの道」。豊臣秀吉の供養のために、慶長11年(1606)に、正室、北の政所ねねが徳川家康の援助で創建した「高台寺」を通る風情ある道です。
その道の両脇には、高台寺の塔頭が…「あれ?門が開いてる…」と、ミモロが立ち止まったのは、普段は中に入ることができない非公開の「月真院(げっしんいん)」です。


「なんで門が開いてるのかな?」と、理由がわからないミモロは、恐る恐る遠慮がちに中へ。


「月真院」は、臨済宗建仁寺派 高台寺の塔頭のひとつ。徳川家康に仕えた亀井豊前守の保護のもと、ねねのいとこに当たる久林玄昌が元和2年(1616)開創したもの。境内には、織田信長の子、有楽斎が植えたと伝えられる椿があります。また時代を経て、幕末には、近藤勇らと意見を異にし、新選組を離れた伊東甲子太郎が組織した「孝明天皇御陵衛士」の屯所が、この寺に置かれました。
「あ、お稲荷さんがあるー」境内の南の角に小さな社が…。「ここにお稲荷さんがあるなんて知らなかった~」


鳥居のそばに供えられた絵馬は、なかなかステキ…「絆結び」とあり、2匹のキツネがつながったデザインに。
「ラブーズ・ノットだってー」英語の文字も。「恋人の結び目なんだね」裏側には、愛を結びたい2人の名前を書くようになっています。「この絵馬、どこで買えるのかな?」境内を見まわしても、人の気配がなく、尋ねられませんでした。
でも、非公開のお寺に、偶然、入れたミモロ・・・ラッキーでした。
お稲荷様に参拝したミモロは、外へ。門の脇には、布袋様の像。

*「月真院」京都市東山区下河原町528 通常非公開
そこから、清水寺に向かう「二年坂」に入ります。

ミモロが、ここに来たのには目的が…。「毎年、干支の土鈴買ってるのー」。ミモロのお気に入りは「御所人形 島田耕園」の愛らしい土鈴です。


お正月にお店で買うことができます。ミモロは、その予約に…。まだ、来年の土鈴は店に並んでいませんが、それに近いものが、これ…


今の時期、お店で大人気なのが、風水を取り入れた干支土鈴と小さな人形。数に限りがあるので、年末に売り切れになることも…。
来年のラッキーカラーは、ゴールドとピンクということで、全身金色の馬が、ピンクのフェルトの上に乗っています。


小さな金色の馬が、来年は、どんな幸運を招いてくれるかな?「来年、よろしくねー」と、そっとお願いを…。

*「御所人形 島田耕園」の詳しい情報は、ホームページで

ブログを見たら、金魚をクリックしてね。ミモロより
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