ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

秋の岡崎、紅葉情報・・・「京都市美術館」周辺の桜の紅葉が見ごろ…。地面を埋める桜の落ち葉

2014-11-07 | 博物館・美術館

「紅葉どうなったかな?」とミモロは、久しぶりに朝のお散歩に出かけました。
琵琶湖疏水の周囲は、桜の紅葉が進み、すでに落葉が目立ちます。
現在、「ボストン美術館 華麗なるジャポニズム展」を11月30日まで開催している「京都市美術館」。その前の木が、鮮やかになりました。
 
「早く見ないと、見損なっちゃうよ~」と、いつも終了間際のギリギリに行くミモロ。今回もそのようです。

美術館の敷地内の公園は、桜の赤い葉が、草の緑の上に落ち、鮮やかな秋の絨毯を広げています。
 ミモロは、その上を走り回るのが、楽しくて…。キャーキャーと声を上げながら、走りまわります。

「あ」と、突然足を止め、桜の枝を見上げるミモロ。
 赤く染まった葉の間や枝に小さな芽を見つけました。
 「これが、春になると桜のお花になるの?もう準備してるんだ~」と。これから訪れる寒い冬…およそ4か月間、じっと枝で春を待つことになる小さな芽です。冬になれば、枝には、雪が積もる日も…。それでもじっと春を待つ桜の芽…自然のしくみは、厳しくも、それを過ぎないと、見事な花にはなりません。

美術館の向かい側は、「京都府立図書館」その前のベンチも紅葉を楽しむスポット。
ここは、桂の木が、黄金色に染まり、すでに落葉を迎えました。かすかに周囲に香る甘い香り…桂の葉が放つ、ミモロ大好きな香りです。

ミモロは、岡崎公園へ。
 
ここも桜の紅葉が盛り…。「わ~真っ赤な葉っぱ…」
ミモロ得意の秋のお帽子。「この赤って、ほんとに素敵な色…」さまざまな赤がありますが、紅葉のこの赤は、なんとも心温まる色。
サクサクサク…落ち葉の上を進みます。「1年で、一番地面が鮮やか…この時期だけの楽しみなんだ~」と。

さぁ、「平安神宮」に着きました。
 
ここでも、今は桜の紅葉の時期。境内の白砂の上に枝を伸ばす桜がキレイです。
 

ミモロが大好きなお庭のひとつ、神苑のオープンは、朝8:30から。開門と同時に入るのが、おすすめです。
「だって、だれもいないんだもの…広いお庭、独り占め…」まだ、門があくまで、ちょっとあるので、先に参拝を…。
「は~い」
「あ。実がなってる…」
本殿の前の右近の橘には、小さな黄色の実がたわわに…。
 
「もうすぐ、周囲に寒さ除けの囲いができるんだよね~」と、毎年、見ているミモロ。「それができると、冬間近って感じ…」

11月の京都は、すでに冬支度が着々と…。「そう、11月って、紅葉と同時に、暮れやお正月の準備が、本格的になる時期だんだよね」と。どうもクリスマスの影の薄い京都…もちろんハローウィンでは、町をお化けがパレードすることもありません。ごく身内でのパーティーが行われる程度。「だって、京都には、西洋のお化けじゃなくて、日本のお化けがたくさんいるもの…」とミモロ。その通り、京都には、百鬼夜行のように鬼や妖怪がいっぱい。また節分には、「お化け」という花街の舞妓さんや芸妓さんが仮装する行事もあります。西洋のお化けが、京都に進出してくるには、まだ時間がかかりそう…。

「11月は、紅葉狩りに忙しいでしょ…あっという間に終わっちゃうんだよね~」。そう、気づくとすでに師走に突入。「わーまた1年経っちゃう~」と、ついに4度目のお正月を迎えるミモロ。少々気が焦ります。



さあ、先の事に思い悩まず、今を満喫しましょ!
「そうだった~。もう神苑、開門しだみたい…」そういうと、ミモロは、トコトコ神苑の入り口へと向かいました。






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コメント (2)
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