11月は、紅葉と共に、京都では、イベントや展示会が目白押し。ミモロも「もう体が足りない…どうしよう…」と、週末に重なるイベントで、どれに行くか悩んでいます。
15日、「酢屋龍馬祭」に午前中に参列したミモロは、午後から、京都御所の北西エリアの鞍馬口近くで開催されるパーティーに出かけました。
会場は、「impact HUB kyoto」というモダンな名前…丸太町通をトコトコ同志社大学方向へ南下します。「どこだろ?」とキョロキョロ。
「あれ~ここなの?イベントの看板が中にある…・」
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モダンな建物を想像していたミモロの予想と違い、そこは趣ある和の佇まいの場所。「ホントにここでいいのかな?」とちょっと心配そうに中へ。
「impact HUB Kyoto]とは、ホームページによると、『現代の社会そして人間との関係を変革するために自己を磨き深める人々が寄り合い新しい世界を創っていくための道場です」と。メンバーになると、その施設が利用できたり、ヨガやセミナーなどに参加できるもので、世界60都市、7000人を超える会員がいて、さまざまな起業家たちのグローバルネットワークの一員になれるのだそう。詳しくは、ホームページをご覧ください。今回は、そこを会場に「AS2 アートを肴に酒を呑む」が主催するパーティ仕立ての展示会に参加するために訪れました。
建物は、かつて学校の施設だったという講堂のような広さが…。
すでに多くの人たちがそこに…ミモロも受付を済ませて、中へと進みます。
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ミモロは、以前、お目にかかったことがある「吉田装束店」の吉田亘さんにイベントのご案内をいただいたのです。
「吉田装束店」は、昭和元年創業の、御所の西、室町通にある神職装束、有職装束、舞楽装束などを手掛ける専門店。ここには、神職がまとう狩衣が展示されていました。
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「あ、吉田さんだ~こんにちは~」と、駆け寄ります。「ミモロちゃん来てくれたんだ~」と緑のベストがお似合いの吉田さん。
「今回は、100年後の日本の伝統的な文様と認識されること目指して、東京デザインプレックス研究所所属の4人のデザイナーと組んで未来の伝統文様を作ったんです」と吉田さん。
「こんにちは~はじめまして…」とデザイナーのみなさん。この日は、4人のうち3人の方が会場に…。
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では、今回発表された未来の伝統文様の狩衣を見てゆきましょう。
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さて、次は、華やかな色彩の狩衣。
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最後に、「なんかカワイイ感じ…」とミモロが気に入ったのは、「蔓(かずら)の丸」
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丸い部分が可愛らしさを誘います。
「でも、こういう文様、昔からあるみたい…」とミモロ。「そう、でも全く新しいモチーフなんです。ミモロちゃんが、そのように感じるのは、キチンと伝統の文様の様式や決まり事を踏まえているからなんです…。つまり、どのように伝統と新しさを融合させるかが大切なんです」と吉田さん。
これらの文様は、他のものにも応用できそう…。未来の伝統文様は、きっと大きく羽ばたいて行くのでは…。
展示のそばのスペースでは、この日、文様パターンで作るペンダントのワークショップが開催されていました。
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「ミモロちゃん、お料理食べた?」「う~ん、まだ…」「たくさん食べてね…」と吉田さん。
『アートを肴に酒を呑む』という「AS2]のパーティーは、その設えが素敵…。狩衣をご神体に、神棚のような雰囲気。料理は、神様にささげるように三方に盛られています。
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どの料理も、自然の恵みを感じさせるもの。ミモロもいろいろいただきました。
「なんかすごくおしゃれで、芸術的な展示スタイルだった…若い人たちの感性ってすごいね~」と、若いはずのミモロも感心しきり。
今、日本の伝統の形は、その洗練された姿から、さまざな分野で注目されています。「日本ってすごくない~」と、日本のネコに生まれたことを、誇らしく思うミモロです。
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ブログを見たら、金魚をクリックしてね~ミモロ」より