「なんか活気あるね~」とミモロがいうのは、大阪の中心地 道頓堀にある「道頓堀ミュージアム並木座」の前。
京都から京阪電車と地下鉄を乗り継いで、約1時間ちょっと。「京都から足を延ばすには大阪って、すごく行きやすいね」とミモロ。
京都から大阪へ通勤する人も多く、日帰り旅というよりは、ちょっと遠めのおでかけという範囲です。でも、京都にどっぷり浸かっているミモロにとっては、大阪に行くのは、ちょっとした旅気分。「だって、京都とは、やっぱり雰囲気違うしね~」と。
そこは日本第2の都市大阪。昔から商業で栄え、京都より歴史がある町なのです。
さて今回は、そんな大阪の人々に愛され続けた歌舞伎や文楽の舞台の魅力などを紹介する「道頓堀ミュージアム並木座」を訪れました。
飲食店などが立ち並ぶ道頓堀の一角にあるビルで、まずは、受付で入場券を購入。
緊急事態宣言は解除されても、コロナ対策は万全。「お熱ありませんね~」
館内は、江戸時代の芝居小屋のような飾りが…。
「へぇ~なんか江戸時代にタイムスリップしたみたい~」
ここ「並木座」は、歌舞伎、狂言などの作者として一世を風靡した並木正三の功績を伝えるために、地元大阪の山根秀宣さんが仕掛け人となり、2019年にオープンさせた「道頓堀400年の歴史や魅力、イベント情報などを発信する体験型ミュージアム」です。
「今日は、ゆっくり楽しんでいってね~」と、山根さん。
館内には、道頓堀の歴史を物語る写真が展示。
また、芝居の資料なども見ることができます。
体験型ミュージアムでは、まず舞台で、ストーリー映像と山根さんの解説なども…
「いい?始めますよ~」
「待ってました!」とすでに芝居小屋にいる気分のミモロ。
「へぇ~江戸時代の大阪って、やっぱりすごく賑わってたんだ~」。東京生まれのミモロにとって、上方と呼ばれる大阪や京都は、正直あまり馴染みがないのです。徳川幕府の時代、江戸の町の人々は、上方の文化に憧れを抱いていたそう。「う~歴史が違うよね~」と。
当時、大阪は、日本屈指の芝居の町として栄え、いろいろな芝居小屋がに人々を沸かせていたのです。それは、芝居好きの英米諸国を凌ぐ活況を呈していたとか。
また、ここの名の由来となる並木正三は、道頓堀に生まれ、歌舞伎や文楽の作品を100点以上制作した脚本家。その師匠である並木千柳は、「菅原伝授手習鑑」「義経千本桜」「仮名手本忠臣蔵」という今も歌舞伎や人形浄瑠璃で演じられる名作を手掛けた、まさにレジェンド。
「並木正三は、歌舞伎で使用される回り舞台たせりなどを考案した人物で、その舞台工芸は、西欧の舞台にも大きな影響を与えているんです・・・」と、山根さんが解説。
ほかにもいろいろ興味深いお話が続きます…詳しくは、実際に「並木座」で…
山根さんのお話に惹きつけられた観客…
お話の後は、舞台に上がって歌舞伎役者への変身体験。
また回り舞台体験も…
ここでは、日本の文化芸術の歴史を、海外の人たちにも知ってもらうために、五か国語での対応もされていて、文楽人形の「文七くん」による音声ガイドも…
「はい、どうぞ~」と最後にいろいろな割引特典がついた道頓堀マップをいただきます。
「大阪って、知れば知るほど奥が深い…食い倒れと吉本の町じゃないんだ~」と、東京生まれのミモロにとっては、まだまだ未知の町、大阪…。2025年の「万博」の開催地である大阪を、もっと知りたいと思うミモロです。
「またね~」と、いつものように手を振って、山根さんとお別れ…
+尚、本日10月6日(水)19:57~20:37 NHK総合「ロコだけが知っている 有名観光地SP 大阪・和歌山」に、山根さんが出演されます。そちらもぜひ~
「さぁ~ちょっと町歩きしよう~」とミモロ、大阪に超詳しいお友達に案内してもらうことに…。
*「道頓堀ミュージアム並木座」の詳しい情報はホームページで
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