「今年で最後なんだって~」と、昨年も訪れた「京都嵐山花灯路」。
京都の観光名所の嵐山。晩秋の夜、紅葉が残る道にライトが灯され、歩きながら京都の秋が楽しめる企画で、17年続いたそう。
嵐山の観光促進を目的に始められた企画も、すでに多くの人が訪れることから、ついに中止することに。コロナ禍で昨年は、本当に人が少なく、寂しい夜でしたが、今年は多くの観光客が訪れています。
「渡月橋にもたくさんの人がいる~」とミモロ。
ライトアップは、12月10日から19日まで、毎晩17時から20時30分まで。
嵐山の「竹林の小径」は、人気の場所。大勢の観光客が一方通行で進みます。
ミモロは案内所に立ち寄って、散策マップをもらいます。
「もう来年はライトアップないの~?寂しいね~」と。係の方も「そうですね~本当に寂しいです」と。
ライトアップされた道は、夜間特別拝観ができるお寺を巡るように続きます。
道々紅葉を眺めたり…「いつもは、この辺り暗いよね~とても夜歩けないよね~」とミモロはお友達と紅葉を眺めながら歩きます。
「ここ夜間拝観してるよ~」と、立ち止まったのは、日蓮宗の「常寂光寺」です。
16世紀末に本圀寺16世の日愼上人がこの地に隠棲したことがこのお寺の起こりです。
「あれ~こんな石段あったっけ?」と、かなり以前訪れたミモロは、すっかりお寺の様子を忘れていました。
そう、以前は、昼間でしたから、かなり夜とは印象が異なるかも…。
お友達とフーフー言いながら石段を上がると、そこからは、京都の町の灯りが…
「きれいだね~西側から京都の夜景見たことないかも…」とミモロ。夜、東山の将軍塚からの夜景は何度も眺めていますが…。
「広いお寺だね~」とトコトコ境内を進みます。
境内には、竹林もあり、そこもライトアップが…。
「春は筍たくさん出るのかな?」と、この春筍狩りを経験したミモロは、竹林を見ると、その時の楽しさを思い出すよう。
夜間拝観では、建物の中に入ることはできません。そこで本堂の外から参拝。
この建物は、小早川秀秋の助力を得て、桃山城の客殿を移築したもの。
「今度、昼間、また来ようね~」と言いながら、境内を後にしました。
ライトアップされた道に沿って進むミモロ。「ここもいつもは、暗い場所だよね~こういう時じゃないと歩けない…でも、ライトアップされると、なんかすごくいい感じ…」
そう、普通の夜の嵐山は、地元の人以外、歩く人はいない場所。京都は繁華街以外は、かなり暗いところが多いのです。
「わ~ここきれいだね」と、ミモロの前に広がるスペースには、NAKEDによる光のアートが楽しめます。
「ここ畑じゃない?」とお友達。「うん、確かそうだよね~」今はお休みの時期なのでしょう、一面にいろいろな色の光が彩って、なかなか幻想的。
このスペースがあるのは、夜間拝観できる「落柿舎」の前です。
「ここも見る?」とミモロ。「うん、もう十分…」とお友達。そこでミモロ達は、嵐電の嵐山駅へと向かうことに。
夜間拝観はできない「二尊院」の前からは、無料ジャンボタクシーがJR嵯峨嵐山駅および渡月橋そばの駐車場まで20分ごとに運行しています。そのタクシー乗り場には、長蛇の列。
「ここからなら歩けるわよ~」とお友達。「清涼寺」の脇を通り、丸太町通を経て、約15分ほどで嵐山のメイン通りに到着。そこのうどん屋さんでキツネうどんを食べて、嵐電嵐山駅には、17時すぎに到着。
「わ~まだまだたくさん人が来てるね~」駅前は、食事処に列ができるほど。
「もう今年だけのライトアップだから、ぜひ行ってみて~」と、夜、嵐山を歩く貴重の機会をお見逃しなく…。
<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
人気ブログランキング
ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら 「2022ミモロの京都暮らしカレンダー」好評発売中
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます