6月11日にリニューアルオープンした烏丸御池の「新風館」。ミモロは、館内を巡り、訪れたのは、メガネショップ「GLOBE SPECS(グローブスペックス)」です。
「なんかアンティークショップみたい~」とミモロはキョロキョロ。
店内の調度品の多くは、オリジナルの「新風館」が作られた1920年代のものを主にヨーロッパ各地から取り寄せたものだそう。
「ここに来ると、新風館ができた時代の雰囲気に浸れるんだ~」と、この店の代表のこだわりに驚くミモロです。
「はい、ミモロちゃんいらっしゃませ~」と迎えてくださったのが、代表である岡田哲哉さんです。
「GLOBE SPECS」は、1998年に東京、渋谷に最初のショップをオープンします。その後、代官山に2号店ができます。ここ京都は、関西初のショップ。
「関西で店を作るなら京都と、以前から思っていたんです」と岡田さん。それは、伝統の技、歴史的建造物など、あらゆる”本物”がある町だからと…。
ミモロは、まず岡田さんに「GLOBE SPECS」についてお話しいただくことに…
東京、青山育ちの岡田さん。子供の頃から、家の近所には、1970年代以降、注目を集めた時代を先駆けるファッションブランドが集まっていたそう。そんな環境で培われたファッションへの感覚。大学卒業後、大手企業に就職したものの、「ここは自分がいるところではない…」と感じ退社。
以前、訪れた欧米諸国で、人々がファッションを楽しむことで、人生を豊かにしていることを実感。もともとファッション好きの岡田さんは、自分が携われるファッション分野で仕事をと考えたとき、メガネを思い浮かべたそう。そこで、メガネの大手企業に就職し、さらにメガネの知識を深めてゆきます。
海外出張などで訪れたヨーロッパのメガネ工房の数々。そこでメガネづくりをする職人たちの技術、またデザイナーの優れた感性に触れてゆきます。
また、欧米の人たちが、メガネに抱く思いと、日本の人たちのメガネへの思いの違いの差を明確に感じたそう。それは、メガネを個性を表現する、大切なアイテムである感覚。日本では、目の衰えた部分を補うためのもの、という機能的な道具として捉えられていることを痛感したそう。
「メガネの掛け方を見ると、その国の文化が見えてくるんです」という岡田さん。
確かに、欧米のマチュア世代が、ファッション性高いリーディングメガネをかけていたり…
「もっと、日本でメガネを楽しくオシャレなアイテムとして提案してゆきたい・・・」
そこで、独立し思いを同じにする仲間と共に、初めてのショップを立ち上げます。
京都の店に並ぶのは、岡田さんが国内外のメガネ工房などをめぐり、アンティークやビンテージ、最先端のデザインおよび機能性にすぐれたメガネです。
海外のメガネ展示会などで、注目されたデザイナーのものなど、心躍るようなワクワク感いっぱいの品々ばかり。
店内の壁を飾るのは、アメリカで活躍する日本人コンテンポラリーアーティスト SHOHEI TAKASAKIさんの躍動感あふれるペインティング。
ショップのメガネをモチーフにしたサインは、多くのブランドのグラフィックを手掛けたサインアートのパイオニアであるNUTS ART WORKSが担当。
ディスプレーもアーティスティック。ゆっくりとリラックスして過ごさせる空間づくりがされています。
今年、世界の選りすぐりの品々を紹介するNHKの「世界はほしいモノにあふれている」に出演した岡田さん。その反響は、すさまじく、全国から東京のショップには、大勢の人が訪れたそう。「関西にないんですか?」という声も多く、メガネ好きにとって、ここ京都店は、待望のショップとなりました。
*ちなみに、6月25日22:30にNHK総合(首都圏) 6月30日01:00~(全国)で再放送されます。
「あの~最近、なんか疲れやすくて、根気が続かないんです~。すぐ眠くなっちゃったり…」とミモロの後ろから岡田さんに伝えると、
「それは、視力のせいかもしれませんね~」と。
「まぁ、老眼なんですけど、まぁ、それほど日常生活に支障がなくて、新聞もメガネなしで読めますから…」というと、
「そういう人多いんですよね~。自分では、目が悪くないと思っていても、実際、測定するとかなり悪いっていう人…」とのご指摘。
そこで、実際に、メガネを作ることにしました。
*「クローブスペックス京都」の詳しい情報はホームページで
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