「すごい!お坊さんがたくさんいらっしゃる~」とミモロが驚くのは、京都「知恩院」の境内です。
御影堂の前に、ずらりと並ぶ僧侶の方々。5月9日に行われた「法灯リレー」の一幕。
来年の令和6年は、浄土宗の宗祖の法然上人が、浄土宗を開かれ850年となります。それに先立ち総本山の「知恩院」では、いろいろな慶讃記念事業が計画されています。そのひとつが、今回、ご紹介する「法灯リレー」です。
これは、法然上人が修行された「比叡山青龍寺」から、「知恩院」まで、吊灯籠に灯した火を携え、『南無阿弥陀仏』のお念仏を唱えながら運ぶというもの。
朝、8時前に比叡山をスタートして、昼頃「くろ谷金戒光明寺」に立ち寄り、午後2時にゴールの「知恩院」に至ります。
「全部、お坊さんたちが歩いて運ぶんだって…」と、比叡山からの下りの道とはいえ、かなり距離があります。
ミモロは、その姿が見たくて、昼過ぎに「平安神宮」のそばで待機していたのですが、近くの人に伺うと、「もうとっくにお坊さんたち、過ぎていきましたよ。かなりスピードありましたよ」と。「え~もう過ぎちゃったの?!」と慌てて「知恩院」に向かいました。
黒門から、石段を急いで登って、境内へ。
ハーア、ハーアと息遣いも荒くなるミモロです。
すでに多くの僧侶の方や全国からいらした信徒の代表者などが、御影堂の前に整列なさっています。
境内には、「南無阿弥陀仏」の念仏を唱える声が響きます。
ミモロも、手を合わせてお念仏を唱えます。
やがて、全員の方々が、到着されると、次々に御影堂に入る準備に向かわれました。
午後3時から行われる「法灯リレー開白法要」。だれでも参加できると聞き、ミモロも御影堂に入ります。
広い御影堂の内陣には、200名を超す僧侶や全国の各教区の代表者が、着席。
「こんなにたくさんの僧侶の人見たことない…」と、その数に圧倒されるミモロ。
いつもながら、参拝者の一番前の椅子席に座れたミモロは、これから始まる法要を、じっと静かに待っていました。
やがて知恩院の門主さまが、所定のお席に着席。いよいよ法要が始まります。
堂内には、200人を超す僧侶の読経が響き、今まで見たことがないような荘厳な景色がそこに…。
「これ、浄土宗の中心的な方々ばかり…なんかすごいね~」と囁くミモロ。
厳粛な法要…何度も「南無阿弥陀仏」とお念仏を唱えます。
「念仏を唱え、穏やかな暮らしができるよう願います」という内容の門主さまのお言葉を伺い、また「南無阿弥陀仏」と唱える参拝者。
そして、比叡山から運ばれた法灯は、用意されたたくさんの吊灯籠に次々に灯され、それを、全国の教区の代表者が受け取り、地元に持ち帰り、さらにいろいろなところに分灯されるのだそう。
「北海道から、九州・・・わ~外国にも分けられるんだ~」と驚くミモロ。
「どうやって、あの火、持っていくんだろう??」とその方が気になるよう…。そこは不明です。
法要に参列なさった僧侶の方々のお姿が見えなくなるまで、じっと席に座っていたミモロ。
「こういう法要って、初めて…」と、感激しきり。
この「法灯リレー」の主管は、全国浄土宗青年会。リレーに参加し、比叡山から歩いた方々の歩くスピードが速いのは、青年会の方々だったからかも…と思うミモロです。
確かにみなさん、がっちりとした体格…体力ありそうです。
「本当に貴重な法要に参加しちゃった~感激!」とミモロ。
さぁ、おうちに帰りましょう。
「この石段下がるの??」と、石段の一番上から下を見て、少しひるむミモロです。
ネコなのに…「え~そんな~ネコだって、あんまり高いと怖いもの…」と。
慎重に一段一段下がって、三門の下に到着。
GWが過ぎて、一気に観光客が減った京都です。
*「知恩院」の詳しい情報はホームページで
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