ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

桂離宮のそばの和菓子店「中村軒」のかき氷。自然の豊かな味わいの蜜にうっとり。テイクアウトも可能

2020-08-21 | グルメ

猛暑が続く京都の夏…「ミモロちゃん、かき氷食べに行かない?」とお友達に誘われたミモロ。「え~かき氷~食べたい~」と約束の日に向かったのは、阪急「桂駅」。ここにお友達が車で迎えに来てくれる約束です。
徒歩15分ほどでも行ける桂川沿いにある「中村軒」は、創業明治16年という歴史ある和菓子店。
 
昔ながらの茶店の雰囲気を漂わすお店です。

ここの有名なお菓子といえば、「麦代餅」(むぎてもち)田植え時の間食として農家に愛され続けた餅菓子です。


さて、この日のお目当ては、春から秋にかけていただけるかき氷。毎年、大勢の人がその味を楽しみに訪れます。
今年は、コロナの影響で、蜜を避けるために、お店で頂くのは、予約制になりました。ミモロは、お友達があらかじめ予約してくれていました。
お店に上がる前に、アルコール消毒。
 
店内も蜜を避けるために、テーブルの間隔が充分に取られています。

ミモロたちは、床の間の前のテーブルに、季節を感じさせる床の間飾りがされています。この建物は明治37年に建てられたもの。


そこでさっそくかき氷のお品書きをチェック。「わ~いろんな種類があるんだ~どれにしようかな~」と迷うミモロ。

お品書きには、ゆず氷、ミルク氷、宇治氷、大島氷、桂うり氷などいろいろな種類が並び、白玉やあんこなどの追加トッピングも可能です。

「桂うりってなぁに~?」とミモロが気になったのは、かき氷としては聞き覚えのない品です。
「瓜の蜜がかかってるの…」「え?瓜?キュウリみたいの…」とミモロは想像できません。「すごくさっぱりしたお味よ~」とお友達。「知らないから、それにする~」と好奇心旺盛なミモロです。

やがて運ばれたかき氷。黒蜜がたっぷりの「大島氷」そして「すだち氷」は、お友達が注文したもの。


ミモロの前には、「桂うり氷」で、大好きな白玉を2つ追加したもの。

「う~確かにキュウリみたいな味がする~すごく爽やか~さっぱりした味わいがいいねぇ~」とすっかり気に入ったよう。

「美味しかった~」と気づけばもう氷の姿はありません。

氷がお店で頂けるのは、9月中のみ。実は、それから10月から来年の4月にかけて、お店は改装工事が始まり、和菓子の販売のみで、お店の中で頂くことができなくなります。

かき氷を食べ終わったミモロは、駐車場へ。

お店の裏手の駐車場の脇には、テイクアウトができるコーナーがあります。
 
販売時間は、13:30~17:00 500円~いろいろなかき氷がお持ち帰りできます。
「あんみつや、かき氷シェイクっていうのもあるんだ~」とミモロ。
「溶ける前に食べるには、車の中で食べるのかなぁ~」と。

近くの桂川の土手に座っても食べられるかも…

「う~なんか涼しくなった感じ…」とかき氷を食べたミモロ。
熱中症にならないように、水分補給は欠かせません。でも、しばらくするとやっぱり汗がタラタラと…「今年の夏は、ホントに暑いね~」と毛並みの汗をぬぐうミモロでした。

*「中村軒」の詳しい情報はホームページで




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京都亀岡にあるイギリスの田舎ような「ドゥリムトン ヴィレッジ」

2020-08-20 | グルメ

「ねぇ~亀岡にイギリス村があるんだって…一度いてみたい~」と前から言っていたミモロ。
そこでお友達を誘って、車で亀岡に向かいました。京都縦貫道の亀岡ICから、山道を経て入口に到着。

「え~亀岡の山がイギリスの村になってる~」と驚くミモロです。

このイギリス村は、実は、「ドゥリムトンビレッジ」というレストランと宿泊コテージの敷地なのです。

まずは、エントランスのある英国雑貨などが揃うショップに向かいます。

そこでレストランの予約とそこで頂く料理などを注文します。つまりレストランなどを利用しない人は、中に入れません。
「ミモロちゃん、何にする?」「え~と、やっぱり英国っていえば、フィッシュアンドチップスじゃない?」「そうね、それとミートパイはどう?」「うん、いいかも~」と。ふたりは、紅茶付きのセットを注文。フィッシュアンドチップスセットは、1900円、ミートパイセット1600円です。
「まぁ、イギリスって物価高いからね~」と、変な納得をしているミモロです。

「本日は、大変混雑しているので、1時間以上待つことになりますが、いいですか?」とスタッフの方。
「ここまで来たんだから、1時間待ちま~す」と。「お庭とか見学してればいいよね~」ということで。
二人は、ウェーティングの番号をもらい敷地内へ。「順番になったら、このブザーが鳴るんだって…」と、ミモロの順番は、7番目くらい…やはり1時間はレストランにはいるまでかかりそうです。

エントランスのある「ブリティッシュストア」から外に出ると、そこはイギリス村が広がっています。
 

いろいろなところにある外国をテーマにしたアミューズメントパークと異なり、ここはあくまでも個人が経営するヴィレッジなのです。英国のカントリーサイドが大好きなオーナーが、長年かけて小さな村を作ってしまったのです。
 
村のメインストリートの両側には、古き趣をもつ石造りの小屋やコテージが連なります。

「ここで写真撮影したら、イギリスにいるって思われちゃうかも…」


コテージには、アンティーク家具などがあり、値段が付いているものは、購入できます。
 
「アンティークショップになってるんだ~」

ミモロとお友達は、次々にコテージの中を覗いてゆきます。
「あれ、かわいいね~」
「どれどれ…」

猛暑の中、外で1時間はなかなか大変。「ミモロちゃん、しっかりお水飲んで~」

「うん…」マスクをずらしお水をゴクリ。
その時、お友達が持っていてくれたブザーが鳴りだしました。

「あ、やっと順番になったんだ~」とミモロたちは、村の中心的な建物の「ポントオークティールーム・レストラン」へ向かいます。


案内されたテーブルは、1階の窓際。


室内には、アンティーク家具が置かれ、「なんかイギリスにいるみたいだね~」とミモロ。


やがて、テーブルには、次々に料理と紅茶が運ばれます。
 
フライドポテトがたくさんのったプレート。白身魚のフライには、タルタルソースも…。
「なんか本場の味って感じ…」
「紅茶も美味しいね~」と、ちょっと気取って、カップをもつミモロです。

「キャ~これクイーンのお塩入れ…こういうユーモアってイギリスらしい~」


すっかり食べたミモロ。「お腹いっぱい~」

さぁ、次のお客様のために、席を立ちましょう。

さて、このビレッジには、B&Bの宿泊できる施設もあるそう。そして、教会もあって、ここで結婚式を挙げるカップルも。「英国のような村の結婚式って素敵だね~。新婚旅行は、湯ノ花温泉かな~」


「なかなか今は、外国に行けないから、なんかうれしかった~」というミモロ。

しばらく行けない英国が恋しい方は、ぜひ訪れていかがでしょ?きっと楽しい1日が過ごせますよ。

*「ドゥリムトン ビレッジ」の詳しい情報はホームページで



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哲学の道の南にある京都をはじめ全国の工芸作品に出会える「若王子倶楽部 左右」

2020-08-19 | アート

「あ、あのお店のことお伝えしてない…」とミモロが、春に訪れた哲学の道にある工芸作品を揃えた「若王子倶楽部 左右」のご紹介を致しましょう。
 
哲学の道が始まる南「熊野若王子神社」のそばに、1軒の歴史を感じさせる木造建築があります。

「ここなんだろ?」とミモロは、自転車を降りて、中を覗いてみることに…
 

「あの~見せてもらっていいですか?」とちょっと遠慮がちに中へ。「はい、どうぞ~」とお店の方の声が…
 
「わ~なんか素敵なものが並んでる~」と店内に進んだミモロ。

そこには、洗練された雰囲気を漂わす陶器、漆器、ガラス器などが棚やテーブルに置かれています。

ここは、「若王子倶楽部 左右」という京都をはじめ日本各地の工芸品を中心に様々な作家さんの作品を揃えているお店です。
 

「いろいろな作品があるんですね~」とミモロ
 
モダンな雰囲気の器は、藤平三穂さんの作品。

シンプルなフォルムが美しい漆器は、「象彦」のもの。


「いろいろ見ごたえがある作品が多いね~」と工芸大好きなミモロ。
 

「キャ~可愛い~ペイパーウェイトだって‥」と干支の形の作品は、河野甲さんのもの。
 

実は、ミモロが訪れてからしばらくお休みしていましたが、今は、週末に開いています。


ミモロが訪れた時期と店に並ぶ作品には、違いがあると思われますので、ホームページを見てください。

「あの~ここ、すごく素敵なお家だけど…」と建物にも興味を抱くミモロです。
 
「ここは、江戸末期から明治にかけて活躍した文人画家の田能村直人が晩年を過ごした場所なんですよ~」とお店の方。
「う~やっぱりアーティストが暮らすお家って、趣あるよね~」とミモロ。

「なんかここにいると、心が落ち着く感じ…」と。
ぜひ、哲学の道を訪れたら、立ち寄ってはいかがでしょ?

詳しくは「若王子倶楽部 左右」のホームページを参照してください。


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ミモロのおすすめランチ。夏バテ解消!ガッツリ食べたい肉料理「キッチンごりら」

2020-08-18 | グルメ

叡山電車「元田中駅」から徒歩10分ほどの住宅地にある洋食店「キッチンごりら」。以前から行ってみたかったお店です。

店の前には、ゴリラの人形…「ここだ~すぐわかった~」と、自転車でやってきたミモロ。
 

ここは、お肉のメニューが評判のお店です。昼夜共通メニューで、リーズナブルでボリュームたっぷりと洋食ファンにはたまりません。
また、お店のそばには、「京都大学」があり、学生さんにとっては、ありがたいところ。

テーブル席とカウンター席がある店内。

いろんなところにゴリラの人形が置かれています。


「きっとマスターがゴリラ好きなんだ~」と思うミモロ。
「あの~初めて来たんですけど、何から食べるのがおすすめですか?」と伺います。


メニューには、ロースカツ150g900円、ポークステーキ250g1300円、ハンバーグ250g1100円、ビフカツ100g1400円などお肉料理が並びます。
しかも、その肉の分量をアップすることもできるのです。
 
食いしん坊のミモロも、「う~こんなにたっぷりのお肉食べられるかな~。最近、ちょっと夏バテ気味で食欲落ちてるし…」と、提示されている分量にちょっと躊躇します。

「じゃ、ハンバーグの分量を少し減らして、エビフライ1本つけることもできますよ~」とマスターの谷本さん。
「うん、じゃ、それにします~」とミモロは、ハンバーグ150gにエビフライ付きの1250円をお願いします。
すべての料理には、みそ汁とご飯がセット。「ご飯のおかわりもできますよ~」と。

カウンターの向こうでは、マスターが他のお客様のお肉料理を作り始めました。
大きな肉の塊。
「あのお肉美味しそう…」と思うミモロ。
「あれ、カツかな~う~美味しそう…あれにすればよかったかな~」と見ていると食欲が増してきた様子。


さて、店主の谷本さんが、ここにお店をオープンしたのは、10年ほど前のこと。


高校卒業後、舞鶴の海上自衛隊に入隊し、護衛艦の中で調理を担当なさっていたそう。退隊後、京都市内の和食や洋食店で修業し、京都の中央卸売市場でも働いていたと。
いろいろな経験を経て、「肉の美味しさをストレートに味わってもらえる店を作ろう…」ということでオープンしたのが、このお店。
特に、ポークの美味しさは秀逸。豚肉の旨味が実感できます。

メニューで見つけた、天城の文字。「あの~天城黒豚って、有名なんですか?」と伊豆に詳しいミモロ。「はい、伊豆の天城でいい豚が生産されているんですよ~」と、「う~今度、これ食べよう…」と心に決めるミモロです。
他に、北海道産なども。牛肉は、オーストラリア産も…。
いずれも谷本さんが、選び抜いた素材。その美味しさは、折り紙付き。

やがてミモロの前に注文していたハンバーグとエビフライのセットが…

「あれ?ハンバーグにデミグラスソースとかついてない…」と、今まで食べたのとは異なる感じに戸惑うミモロ。
「つなぎを一切使っていないので、ちょっと固めのハンバーグですよ。塩と胡椒で食べてください~」と。

確かに一般的なハンバーグのように玉ねぎやパン粉などのつなぎはなく、まさに100%豚肉のみ。
牛肉と豚肉の合いびき肉のハンバーグに馴れたミモロは、不思議そう。「う~お箸で割れない…」
固めなハンバーグは、お箸で割るのはむずかしいほど。肉汁たっぷりのハンバーグにはない、しっかりとした食感…でも…
「う~美味しい~なんにもソースがなくても、お肉の美味しさが口に広がる…」とミモロ。
そう、本当にシンプルな味付けながら、それがとても美味しくて、ミモロは、食欲不振が嘘のようにパクパク。

お肉の旨味を最大限に引き出した調理法・・・だから、多めの量も食べられてしまうかも…。

店を出る時、気になっていた質問を…
「あの~どうしてこのお店ゴリラって名前なんですか?…う~マスターがちょっと似てるから・・・」と口ごもりながら尋ねます。
「ハハハ~そう、子供の頃、よくゴリラって言われたんです。今も似てる?」「え?そんな~でも、ゴリラって、すごく優しい動物なんだよね~ちょっと怖そうなお顔だけど…」フォローになってないお返事。

「また、来ま~す。今度は、ポークソテー食べるんだ~」とミモロ。
「やっぱり夏バテには、肉でエネルギー補給しなくちゃ~」と、ハンバーグですっかりパワーチャージしたミモロでした。

*「キッチンごりら」京都市左京区田中樋ノ口町17-3  075-702-3905 昼11:30~14:15LO 土日は、11:00~ 夜18:00~21:15LO 不定休 

ちなみに18日まで夏休みだそうです。


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2020年コロナ禍での「五山の送り火」。規模は小さいけれど、京都の人々の思いは変わらず

2020-08-17 | 京都

8月16日の夜、毎年、京都で行われる「五山の送り火」。ご先祖様の精霊を、お見送りするために、山に火が灯される伝統の行事です。
コロナ禍の今年、それぞれの山には、送り火の数が少なくなることを発表。どんな形でも、ご先祖様を送る行事は、決して中止にはしない…という京都の人の強い思いがあるのです。

「今年、大文字は6つの点で送り火が灯されるんだって~見えるかなあ~」と、ちょっと心配するミモロ。
通常は75基の灯りが点火されます。
そこで、今年は、大文字の灯される如意ケ嶽、通称大文字山の近くまで出かけることに…


今出川通を東に向かい、19時50分ごろ吉田山の麓、神楽岡通にやってきました。
送り火の点火は、20時に「大文字」から始まり、次々の山に点火されていきます。

住宅の間から、山が見やすい場所を探したミモロ。すでにそこには、数人の人が…「もうすぐだね~」「どんな風になるんだろ?」とミモロは、そこにいらした方々と距離を保ちながらお話して、点火の時を待ちます。

「あ、なんか火が見えた~」
 
山に点火されたよう…いつもなら、次々に火がともされ、大きな「大」の字が山に浮かび上がります。

「う!やっぱり点なんだ~え~とひとつ、ふたつ、三つ、四つ、五つ…あれ?5つしか見えないよ~確か6か所のはずだけど…」
 
ミモロは、背伸びしたり、飛び上がったりして、送り火の数を数えますが、どうしても5つしか見えません。

「大」の文字の右側の足の部分は、他の部分より離れているので、山か住宅の陰になり、ミモロの場所からは見ることができません。
「う~残念…でも、送り火見えたからいいの~」と言いながら、送り火に静かに手を合わせ、ご先祖様の精霊をお見送りするミモロです。
「今年は、あんまりおもてなしできなくて、ごめんなさい~来年は、盛大におもてなしするから、どうぞこの1年、お守りください~」と祈ります。

ふと周囲を見回すと、たくさんの見物人…「めったに点だけの送り火は見られないから…」という人も多かった今年。

「わ~なんか送り火って知らなかったら、山火事みたいに見えるかも…」という人も。

確かに文字になっていないので、山の一部が燃えているように見えます。

ミモロは、一緒に行ったお友達と、今出川通に戻ります。「わ~結構人多かったんだ~」と驚くほど、たくさんの人が、舗道から山を見上げていました。

「みんな、やっぱり見に来たんだ~」京都の人にとって、お盆の大切な行事のひとつの「五山の送り火」拝まないわけにはいきません。

今出川通には、車も多く、警察車両も待機する混雑ぶり。


「あ、だんだん火が弱くなってる~ご先祖様、ご出発なさったんだ~」と、最後の光に再び手を合わせるミモロです。


昨年は、満月といっしょに拝んだ「五山の送り火」


この景色が、来年こそ見られることを、祈ります。

「やっぱり点より、文字がいいね~」とミモロ。それは誰もが思うこと…。

来年の今ごろ、どのような思いで、送り火を見上げることか…誰も想像できません。

「オリンピックが終わって、まだたくさんの外国人観光客が京都に来てるのかなぁ~」

今年の「五山の送り火」の開催前に、無断でLED電球で「大」の文字を浮かび上がらせるという事件が起きました。
「五山の送り火保存会」の方々の怒りは、相当なもの…大切な行事をどう考えているのかと…。

実は、「五山の送り火」は、戦時中の1943年に、火を灯す人材が戦争に行ってしまったため、点火できず、それに代わり、国民学校の生徒と市民800人が、朝、白いシャツを着て、人文字で「大」を描き、ラジオ体操を奉納したそう。
また、2000年の大みそかには、ミレニアムを記念して、五山すべてに火が灯されたことも。

「LEO電球を灯した人も、きっとコロナ禍で苦しむ人たちを応援したかったんじゃないの…でも、時期が悪かった…ちゃんと許可を取ったら、こんなに非難されなかったのに…」と思う人も多いのではないでしょうか?

今年の「五山の送り火」は、点火する人の密を防ぐということから、点火する数が減らされたとも…。
LED電球での点灯に、どれほどの人が加わっていたかは不明ですが、短時間の準備でLED電球により「大」の文字を浮かび上がらせることができるという事実は、驚きを人々にもたらしました。

伝統の行事をないがしろにした…ということは紛れもない事実です。でも「見たかったね~」と思いも否定できない人も多いはず…。
いつか、ミレニアム記念で点火されたように、医療従事者などへの応援に、また、みんなでコロナを収束させようという思いを込めて、今の時代を象徴するLED電球での点火が、受け入れられる時が訪れるかも…


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