昨日は半田市で井戸掘りだった。なかなか掘れなくて5度目の挑戦だった。先回、掘ったけれど引き抜くことが出来なかった塩ビ管の中に、鋼管を入れて12メートル繋ぎ降ろしていった。11メートルくらいのところで、上から入れた水が引いていった。水脈である。十分な水量とはいえないが、一応要求には応えられる量はある。8月の上旬から始めて、ずいぶんと時間がかかってしまった。夏場での作業ということもあってか、みんな疲れていた。昨日も黙々と作業をこなしているけれど、その顔をよく見ると、やはり「おじいさん」である。そんなに長く続けられないなという不安がよぎった。
家に戻って顔を洗おうと洗面所に立って鏡を見た。仲間では一番若いはずの私もみんなとそんなに変わらない顔をしている。その時、右手の親指とその付け根から人差し指が赤紫色になっていることに気が付いた。そういえば、作業中になんとなく違和感があったけれど、内出血しているようだ。特に痛いというわけではないので、そのまま作業を続けてきたけれど、まざまざと見れば痛々しい。コップに氷を入れ、ワインを注ぎ、それを右手に当てながら、時々飲んではまたワインと氷を足しては冷やした。
半田へ行く道中は、もっぱら時事問題に花が咲く。「オザワひとりのために審議が出来ないんじゃーどうしようもない」「オザワは早く辞めるべきだ。ああいう古い、自民党体質の政治家が幅を利かせる時代はもう過ぎた」。すると岩手県の出身者が「岩手県は自民党王国だったんですよ。それが私がチョット目を瞑っている間に民主党王国になってしまったんです」と言う。すると物知りが「オザワは自民党政治そのものだ。公共事業を持ってくることで支持者を増やしてきた。だから有権者はオザワが自民か民主かは関係ないんだ」と答える。こういう政治の話では私はもっぱら聞き役に徹する。意見が一致する部分もあるけれど、不一致の部分が多すぎるからだ。
おしゃべりの皆さんは「(自民党総裁の)タニガキはダメだね」「カン(総理)はやっぱりアカン」「今の政治家はみんな粒が小さい」「海上保安庁の巡視船に6千トン級をさらに増やすというが、1万トン級でも造って、尖閣や北方を巡回させないと中国や韓国やロシアに取られてしまう」などなど、いいたい放題だ。高齢の人たちは政治談議が好きというのはどうしてなのだろう。自分たちが生きてきた自信とか経験がそう言わせるのだろうか。それにしても評論家的で、じゃあどうのように解決するのかについての建設的な提言は聞こえてこない。
どなたも私が首長選挙に立候補した時に、一生懸命に応援してくれた人たちだ。「情報公開を徹底して、市民参加の市政を」との私の主張に賛同し、地域エゴと立ち向かえと激励してくれた。一緒に何でもやってくれた。私と多少考え方は違うけれど、大まかなところでは一致しているからこそ、応援してくれたし、また私もよき理解者を得たと思っている。何から何まで、全く同じという人はいないだろう。それは夫婦であってもそうだと思う。だから人は、人を理解しようと生きている。
家に戻って顔を洗おうと洗面所に立って鏡を見た。仲間では一番若いはずの私もみんなとそんなに変わらない顔をしている。その時、右手の親指とその付け根から人差し指が赤紫色になっていることに気が付いた。そういえば、作業中になんとなく違和感があったけれど、内出血しているようだ。特に痛いというわけではないので、そのまま作業を続けてきたけれど、まざまざと見れば痛々しい。コップに氷を入れ、ワインを注ぎ、それを右手に当てながら、時々飲んではまたワインと氷を足しては冷やした。
半田へ行く道中は、もっぱら時事問題に花が咲く。「オザワひとりのために審議が出来ないんじゃーどうしようもない」「オザワは早く辞めるべきだ。ああいう古い、自民党体質の政治家が幅を利かせる時代はもう過ぎた」。すると岩手県の出身者が「岩手県は自民党王国だったんですよ。それが私がチョット目を瞑っている間に民主党王国になってしまったんです」と言う。すると物知りが「オザワは自民党政治そのものだ。公共事業を持ってくることで支持者を増やしてきた。だから有権者はオザワが自民か民主かは関係ないんだ」と答える。こういう政治の話では私はもっぱら聞き役に徹する。意見が一致する部分もあるけれど、不一致の部分が多すぎるからだ。
おしゃべりの皆さんは「(自民党総裁の)タニガキはダメだね」「カン(総理)はやっぱりアカン」「今の政治家はみんな粒が小さい」「海上保安庁の巡視船に6千トン級をさらに増やすというが、1万トン級でも造って、尖閣や北方を巡回させないと中国や韓国やロシアに取られてしまう」などなど、いいたい放題だ。高齢の人たちは政治談議が好きというのはどうしてなのだろう。自分たちが生きてきた自信とか経験がそう言わせるのだろうか。それにしても評論家的で、じゃあどうのように解決するのかについての建設的な提言は聞こえてこない。
どなたも私が首長選挙に立候補した時に、一生懸命に応援してくれた人たちだ。「情報公開を徹底して、市民参加の市政を」との私の主張に賛同し、地域エゴと立ち向かえと激励してくれた。一緒に何でもやってくれた。私と多少考え方は違うけれど、大まかなところでは一致しているからこそ、応援してくれたし、また私もよき理解者を得たと思っている。何から何まで、全く同じという人はいないだろう。それは夫婦であってもそうだと思う。だから人は、人を理解しようと生きている。