繁華街にある案内所のお兄さん達。
三宮はおとなしいですが、中洲ではガンガン声を掛けてきます。
あっち系のお店の紹介ばっかりやし、しつこいんで無視してました。
日曜日の中洲は休んでいる店が多くて、さすがに困っていると、ほら案内所のお兄さんが寄ってきました。
「お兄さん達、飲み屋さん探してるの? 4500円でいいよ。」
「ええわ。(キャバクラちゃうねん)」
「どんな感じの店探してるの?」
「普通のBAR。」
「ちょっと待って、開いてるかな? 」
と言って、数十メートル先のサントリーバーに連れて行ってくれました。
「マスター知り合いだから、サービスするように言っておくよ。」
「ありがとう。」
そのBARともう一件で更に飲んで、そろそろ〆ラーメンを食べようと歩いていたら、
「お兄さん達、次の店決まってるの?」
「ラーメン食べたいねん。どこが美味しいの?」
「それだったら『一矢』やね。そのコンビニ曲がって、もう一本上の筋にあるよ。」
「ありがとう。」
教えられた通りに歩いていくと。
「お兄さん達、最後に一軒どう?」
「『一矢』さんに行くねん。」
「それやったらこのビルや。ちょっとわかりにくいからついておいで。あそこは「黒ラーメン」がおいしいよ。」
「ありがとう。」
彼らは街のコンセルジュ。
上手に使えば、いい情報をゲットできます。
「兄貴、目が〇〇〇になってるよ!」の呼びかけには笑ろたけど。