今年の6月にオープンした明石の『五半』さん。
明石駅から西に、キャッスルホテルの前を通り、突き当りの西角にあります。
カウンターが6席くらいとテーブルで8席くらいのほどよいサイズ。
料理は3,800円の「おまかせ」のみ。(注:「おまかせ」と「コース料理」は違います)
こういう提案型のお店は好きです。
お店側としては、その日の仕入れで料理を構成できます。さらに、調理の段取りはしやすいし、在庫ロスを減らすことができるので、とてもメリットがあるように思います。
一方で、ほんとに美味しい料理を出さないと、お客さんに受け入れてもらえないので、相当の技術も必要です。
大将の「センス」もチェックされますしね。
ある意味、こういった「おまかせ」のお店は、「料理」だけでなく「大将のセンス」も提供して、代金をいただいていることになるのでしょう。
そこで「驚き」や「感動」、「お値打ち感」を感じ取ることができたら、きっとリピート客となるのでしょうね。。
ビジネス分析はこれくらいにして。。。
「大根と鴨」「ポテトサラダ」「カワハギ肝あえ」
順番に小皿で出てきました。
決して高級な器ではなさそうですが、器の形に変化を持たせて楽しませてくれています。
七輪焼「椎茸、万願寺唐辛子、餅」
テーブルに肉厚の椎茸が載った七輪が運ばれてきました。
なかなか食べごたえのある椎茸です。
つきたて(?)の柔らかい餅を焼いて、醤油をつけて海苔で巻いていただきました。

「カレイ刺身」「カワハギ煮付け」「ガシラ刺身」
「カワハギ煮付け」は水と醤油のみで煮付けたシンプルな味。添えてあったのは大きな梅干し(酸っぱくないよ)

「ご飯」「味噌汁」「香物」
土鍋ごはんです。
ごはん美味しい!
小皿に盛られた卵の黄身を熱々炊き立てご飯にのせ、ちょこっと醤油を垂らして。
おこげの部分も香ばしくていいですね。

日本酒の種類も揃っていて満足です。
味も、演出も、大将のセンスも良かったです。
また来ようっと。(←五半さんの戦略にハマった客)