北京から新幹線で30分、天津にやってきました。
神戸-京都くらいの距離なんでしょうか???
毎日、中国を移動していると距離の感覚がなくなってきました。
天津に来たなら、本場の「天津飯」を食べてみたいですよね!
でも、皆様ご存知の通り、天津に(というか中国に)「天津飯」という料理はありません。
それに似た料理すらありません。
一緒に同行してくださっている中国人がネットで調べると、ドラゴンボールのキャラクターの天津飯が出てくるくらいです。
私が日本のサイトでググって写真を見せても
「・・・・??(^^;)」
という感じでした。
チャイニーズオムライスと言っても、???でした。
そりゃそうですね。 そもそも中国に無い料理ですから。
今日は、天津の『微四湖』というお店で鍋料理をいただきました。
鍋ですが日本の鍋とは違い鉄鍋です。
さらに煮たり炊いたりするのではなく、炒めたり揚げたりした具材を、揚げ煎餅を敷いた鍋の上に入れたような料理です。(これまで見たこともない料理を言葉での表現するのは難しいですね。)
これは「小エビとひき肉の鍋」です。
円柱の素揚げした生地の中に具を入れて食べます。
なかなか面白い食べ方です。
さらに「カエルの鍋」もいただきました。モヤシと甘辛く味付けしたカエル、唐辛子が絶妙です。
勢い余って「白酒」に突入。
アルコール度数56%!
飲み方は・・・
♪ 私、ロックは駄目なの ストレートで (臭いものにはフタをしろ by 森高千里)
まったく臭くありません。
甘みがあって美味しいです。
「白酒」は庶民が飲めるように政府が補助をして低価格で販売できるようにしているそうです。
名前の中の「二鍋斗(漢字はちょっと違う)」というのが政府が補助しているのお酒という意味なんですって。
世の中には違った考え方の国もあるようですが・・・
今日は政府の補助を受けた庶民ですが、明日、仕事ができるか心配です。