M's World

食と酒にまつわるエトセトラ

鱧会

2015年08月23日 | グルメ

夏の贅沢、「鱧」です。
「鱧」は私の夏の楽しみのひとつです。

関東ではあまり食さないそうで、「鱧」の消費量は関西の10分の1程度だそうです。
関西独自の食文化ですね。

『川ぶち』さんで、淡路ハモのコースを作ってもらいました。

前菜は「鱧の子と鱧の南蛮」です。
夏の一皿目、南蛮の爽やかさが良いですね。
「鱧の子」のやさしさ、小さな卵が口の中でホワっと解けていく感覚がたまりません。 

次は「刺身、炙り、湯引き」の盛り合わせ。

活けだからこそできるお刺身。
かるく炙って香ばしさをプラス。
私の大好きな湯引きは、酢味噌と梅肉の2種類です。
味、食感の違いが楽しめる鱧の醍醐味です。 

今年は「天ぷら」ではなくて「フライ」です。 

カラっと揚げた「鱧フライ」を胡麻ダレで。
軽い食感で美味しいです。

お口直しにちょこっと「棒寿司」
比較的淡白な鱧料理の中で、しっかりとしたタレがアクセントになります。 
コース料理のストーリーを感じますね。 

メインはもちろん「鱧鍋」です。 

たっぷり玉ねぎの入った鍋に、

奔りの松茸
椎茸、えのき、白菜、水菜、ネギ、豆腐 

そして、主役の鱧です

鱧を炊きすぎないように気をつけて、ホワホワの食感と出汁の旨みを楽しみます。
柚子胡椒で引き締めます。

一口いただくと、口の中に幸福が拡がります。
自然に笑顔になります。 

最後は「にゅうめん」で出汁までしっかりといただきました。

 

やっぱり夏は「鱧」です。 


 

 

 

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