今年も西条の「酒まつり」に参戦です。
周囲の友人に「酒まつりに行ってくる」と言うと、大抵、
「日本酒のイベントかなんか?」
と聞かれます。
「いいえ、まつりです」
JR山陽線の西条駅で下車。
酒まつり会場に向かう前に、反対側の出口から出て、御建神社(みたてじんじゃ)にお参りします。
この神社には京都の松尾大社から分霊を受けた摂社松尾神社があり、酒造りの神様である大山咋神(おおやまくいのかみ)が祀られています。
良いお酒に巡りあえますように。
西条駅からずらっと屋台が並びます。
「たこ焼き」「から揚げ」「電球ソーダ」…普通のお祭りの屋台です。
強いて違いがあるとしたら「ウコンの力」系の屋台があること(笑)
午前中のスコールも止み、たくさんの人が集まってきます。
まずは「酒ひろば」です。
ここは有料区域です。
全国1000蔵以上の日本酒が飲めます。
日本中いや世界中の酒飲みたちが、これを目当てにやってきます。
入場料金が年々高くなっているのが気になりますが、2100円で飲み放題は価値ありです。
入場時に「おちょこ」と日本酒ごとに番号が振られた「リスト」を渡されます。
各地域ごとにテントがあり、そこで飲みたいお酒の番号を告げ「おちょこ」に日本酒を注いでもらうシステムです。
今年は大河ドラマ「おんな城主直虎」で注目されている静岡県と愛知県を攻めてみました。
とにかくものすごい人です。
10時スタートから続々と酔っぱらいを産み出していきます。
ここでは絵にかいたような酔っぱらいを、たくさん見られます。
くれぐれも飲み過ぎにはご注意を。
「酒ひろば」以外にもイベントが開催されています。
ご当地グルメの屋台が並ぶ「五千人の居酒屋会場」。
紙コップいっぱいの「樽酒」が200円。
ステージではバンドのライブ演奏で盛り上げています。
「KIZUNA会場」には子供も楽しめる縁日屋台。
記念撮影もやっていました。
圧倒的な強さでセ・リーグ優勝を決めた広島東洋カープとのコラボお土産もあります。
メイン会場だけでなく、どの路地でも食べ物やお土産のテントが出ています。
町ぐるみ、地域ぐるみのお祭りです。
「神戸まつり」のようなものですね。
本当に「まつり」なんです。