姫路の北、安富町に『下村酒造店』という蔵があります。
「奥播磨」の蔵です。
台風が通りすぎた日曜日、『ひらじぃ』さんが主催する「奥播磨の会」に参加しました。
蔵元から2名の方が来られて、いろいろお話を聞くことができました。
「奥播磨」は兵庫県産、地元の酒米にこだわって、手作りで作られているそうです。
震災の復興支援で、最近は東北の酒を飲むようにしてましたが、やっぱり地元の酒も飲まないとね
「深山霽月(みやませいげつ)」は、麹米に山田錦、掛米に安富町の夢錦を使った限定酒です。
しっかりとした米の味わいと、キリっとした酸味があります。
杜氏さんに聞いてみました。
「麹米と掛米、味を決めるのはどちらですか?」
麹米は酵素の力で掛米の発酵をすすめていきます。
だから麹米と掛米の両方で酒の味わいが醸し出されます。
麹米が監督やコーチ、掛米が選手のような関係だそうです。
お酒もチームプレイなんですね。
酒造りへの想い、新しいことに挑戦する志、
いいお話をたくさん聞かせていただきました。
〈いただいた奥播磨〉
純米吟醸 袋しぼり 生
純米山田錦八拾
山廃純米 火入れ
深山霽月 純米吟醸 生
純米 XX(ダブルエックス) 生
白影泉 山廃純米 雄町
白影泉 山廃純米 山田錦