風来庵風流記

縁側で、ひなたぼっこでもしながら、あれこれ心に映るよしなしごとを、そこはかとなく書き綴ります。

屋形船

2009-10-31 21:46:34 | 日々の生活
 先日、季節外れの屋形船で、宴会がありました。
 品川駅の裏、天王洲アイルから出発し、レンボーブリッジをくぐって、お台場や隅田川をかすめながら周遊するコースで、東京タワーの見慣れない青のネオンが怪しく光るのも見えました。ペナン駐在当時の上司が日本に出張したのに合わせて、当時の仲間が集まったもので、わざわざそれを見越した訳でもないでしょうが、出発早々、女将が英語で挨拶したのには驚かされました。決して上手い英語ではなくただの棒読みですが、短くもないメッセージを淀みなくまくし立てて、手慣れていたのは、最近、外人客の利用が増えているからでしょう。そう言えばホームページも英語・中国語・韓国語で表示出来ました。
 一人1万円からと、割高ではありますが、今の季節は20人に満たなくても貸し切りにできるキャンペーン中です。平安貴族のひそみにならって舟遊びをする・・・風流と思う心は今も昔も同じ、と言うより、当時の風流に憧れて、あるいは真似て洒落て見ると言った方が正確かも知れませんが、たまには良いものです。
 上の写真は、豪華シドニー湾周遊クルーズではありません。ほんの4~5ドルでハーバーブリッジやオペラハウスの夜景を楽しめる、通勤の足ともなっているフェリーからの眺めです。
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