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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

1月7日 無病息災こめ七草粥

2020-01-09 20:57:53 | 草花

「春の七草 セリ ナズナ ゴギョウ ハコベラ ホトケノザ スズナ スズシロ」

上にあげた「春の七草」の名は、多くの人がすらすらと名が出てきます。 それにつけ夏の七草の名は、秋の七草の名は出てきませんがね。

ところで1月7日に「七草粥」は食べられましたか? 「七草粥」は冬の栄養補給のための昔の人たちの知恵だったのです。

今ではスーパーでも「春の七草」はセットで販売されていました。

七草粥は野生の滋味、風味を感じさせ、穏やかに生命を養う食べ物と言えましょう。

南国では野から七草を求め、雪の残る畔にも早春の気配を感じたのでしょう。北海道では雪の下に蓄えた野菜などをそろえて「七草粥」にしたものなのです。

 

北海道開拓の村では、来園者に「春の一草粥」がふるまわれたと言います。

大根と大根葉を入れたお粥だそうで、むかしの七草に変わるものだったとか。

そこで、我が家でもその「春の一草粥」に挑戦しました。

昆布と煮干しで、だし汁の下ごしらえをし、野菜は大根(スズシロ)を入れ、お粥を作ります。

出来上がりに、高級梅干しを入れて出来上がりです。

梅干しだけでもお粥は美味しいのですから、最高でした。

 

★「有るものを摘み来よ乙女若菜の日」(高浜虚子)