「襟裳岬の観光の売り物 アザラシ」
襟裳岬の突端に「風の館」という施設があります。襟裳岬の唯一の観光施設(博物館)です。
襟裳岬は風が強い事で知られ、風の強さを体感できる施設でもあります。
風の館に入ると2階の場所の幅広いウインドウがあり、襟裳岬のその先の島・巌が一望できます。
観光で、展望する席に座ると、学芸員がさっそく「襟裳岬のアザラシの案内」を自慢げにしてくれます。
漁師の人たちの話に聞いているところによると、アザラシは定置網の網をやぶり、かかっている鮭を食い荒らすとのこと、この話を聞いている自分ですので、学芸員がアザラシの島をさし紹介する姿に違和感を感じながら聞くにつけ、いやいやどうも合点がいかないで聞いている自分が居るのです。
襟裳岬のアザラシは保護される対象であるにも関わらず、良く目で見る事が出来ていません。
実態は2016年以降に計369頭が捕獲したと報じられています。
襟裳岬地域には今約900頭が棲息しており、捕獲方法は刺し網と定置網による方法ですが、捕獲されているのは一歳以上が88頭、0歳の幼獣が281頭だったそうです。
アザラシは学習能力が高いので、成獣で捕獲される例は少なく、被害はなお多く起こっています。
管理計画では、当地域の生息数を800頭程度に減らすことを目標にされています。
※ 大相撲の優勝争い、両横綱不在の中平幕の「正代」、「徳勝龍」が1敗で先頭を行っています。誰が優勝するか興味津々でいます。あと三日間です。
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