かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

涙、ぽろり

2019年01月25日 19時29分41秒 | みゆみゆとの生活
昨日少し浮かれたブログ記事を書いたせいではないとは思うけど、
今朝のそうちゃんはいつもに輪をかけてハイテンション。

昨日までは何度起こしても布団にもぐってしまっていましたが、
今日は素早く逃げることの繰り返し。
ごはんの途中も、着替えの途中も、出かけようとした時も。
そのたびに家じゅう追いかけっこして捕まえて、なんとか最後は車まで押し込んだ。
ピクシー妖精捕まえてる気分。(ハリポタネタばっかですみません。)

はあはあ、ぜいぜい。
そんな合間にもみゆみゆとの禅問答もあり。うう。
大急ぎでスクールバスのバス停に着いた時には、ちょうどバスが出たとこだった。
「ああーーー!」と叫んでも聞こえない。
車4つ分前なだけなのに。
空飛んで抜かしたい。

結局間に合わなかった。
こういう時は奥の手。
次のバス停まで近道して向かう。
狭い裏路地だって知ってるからね。

今度は滑り込みセーフ。
バス停のママさん達に車から降りながら、「待ってー。バス乗るから!」と叫ぶ。
「へい!タクシー!」みたいなテンション。
みんなそうちゃんがリュックを背負うのを待っててくれ、無事次のバス停から乗ることができました。
やれやれ。よかった。

帰宅後、昨日の続きの縫い物をした。
そんなにカバンいるか?という疑問は思いつかないことにしとく。
縫い物をすることそのものが目的だから。

ミシンをガシガシかけてるうちに、気持ちが落ち着いてきた。
このかばんの生地、昔小さかったみゆみゆにスカートを縫ってあげようと思って買ったんだ。
けど、その時は忙しくてできなかった。
大きくなったそうちゃんとみゆみゆ。
いつまでも可愛い可愛いと言ってられない。
ここから自立に向けてどんな力をつけさせればいいんだろう。
時が加速してきて怖い。問題は山積みなのに。
親が手を貸せることが減ってくる。
どんどん体も大きくなるし。

焦ってる、私の心。
できあがったカバンにアイロンを当てながらそんな自分に気づいて、
涙、ぽろり。
出たがってたんだな、涙は。

できあがったカバンを持って午後名駅まで出かけたら、少し気持ちが軽くなっていました。
こんなカバン。

ちょっと派手だけど、裏面はシック。

A4が余裕で入ります。

冬だから。
お花いっぱいのカバンがうれしい。
思春期みゆみゆの心のお花は、まだつぼみなんだろうな。
どんな色のお花が咲くかな。
かーちゃんはちょうどいい程度にお水をあげたいのだけど、難しいね。やりすぎもいけないから。