かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

お疲れかな?

2020年07月01日 21時02分41秒 | みゆみゆとの生活
そうちゃん、お疲れなのかな。
午後8時半就寝。はやっ。
お風呂上がりは相変わらずの大声だったけどね。
今日のは明らかにみゆみゆに対抗していてちょっと面白かった。

私とみゆみゆが話し始めると、その視線を遮るように割り込んできて、
「もくようびは ばすていむかえだよ? そのあとハンバーグたべにいくよ?」
これを超早口で言い続ける。
「違うよ。木曜日はデイ行っておうちで晩ごはんでしょ?」
訂正しても、かぶせるように「もくようびは…」が始まってしまう。
ダメだ、こりゃ。

小声でひたすらこのやり取りをしながら、みゆみゆの話にも耳を傾け、適切な相づちを考えて打つ。
かなり難易度高いけど、まあ慣れてるっちゃ慣れてる。
みゆみゆもみゆみゆで、そうちゃんの甲高い声が混じるとそこだけは耳を塞ぎ、途切れることなく話続けていた。
めげない心に感服。

そうちゃんと暮らすということは、ある意味電車の線路脇に住んでるようなものだからね。
日常的に耳に入ってくるのはどうしようもない。

今日は忙しかった。
朝からそうちゃんを支援学校に送り、
買い物して家事と晩ごはんの下ごしらえをし、
介護のお仕事に行って重心の方の食事介助と排泄介助をし、
家に寄ってから再び支援学校へ。
個人懇談で1時間しゃべって、
帰宅後そうちゃんとビデオ屋さんまでお散歩。
長い1日でした。

個人懇談で先生に聞いてみた。
「この大声の独り言って、いつまで続くんでしょうか。このタイプの子って高等部になると落ち着くとか、何か目安とかありませんか?」
すると先生、
「そうちゃんみたいなタイプは、僕は初めてなんですよね。」
そうなんですか。ちょっとびっくり。
そうちゃんに合った指導をしてくれるベテラン先生だから、同じようなタイプの子を見てたことがあるのかと思い込んでいた。
ということは、やはり珍しいタイプなんだな、と再認識。
確かに、似た感じの子って見たことないわ。
学校では、大声をゾウさん、小さい声をアリさんに例えて、声の大きさの調節を
練習してくれているようです。
ありがたや。