かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

退院後に向けて

2020年07月17日 20時27分10秒 | みゆみゆとの生活
病院からは何も連絡がありません。
来週になったら電話してみようと思っています。
どうしてるかとても心配で会いたいけど、面会は禁止。
パジャマとタオルはレンタルでお願いし、下着の替えは1週間分置いてきたので、次に会えるのは退院時になる予定です。

そうちゃんのことだから、きっと看護師さんに上手に甘えておとなしく過ごしてるだろう、と思いたい。
あの時とは別人のように、天使な笑顔で落ち着いて帰ってくるに違いない、と信じたい。

一方で最悪の事態の想定もいる。
車を勝手に降りていくような行動がまたあったら大変。
放課後デイの事業所さんは、少し前から二人体勢で送迎してくれている。
また、コロナの影響で週3回学校まで私が送迎していたのは、週5回スクールバス利用に切り替えることになった。
スクールバスのバス停までは車で約10分。
夫が出勤の電車を送らせて、付き添ってくれることになった。
けど、仕事の都合もあるし、毎日は厳しい。

というわけで、ヘルパーさんに朝の付き添いをお願いすることにした。
とりあえず、週2回程度。
来てくれるヘルパーさんは落ち着いた年配の男性。
そうちゃんの隣に座っててくれるだけで抑止力になりそう。
素晴らしい。

相談支援員さんがすぐにヘルパーさんを手配してくれて助かりました。
制度としては「移動支援」を使うことになり、急きょ手続きのために社協さんへも行きました。
社協担当者さん、あちこちから情報が入っていて、話が早い。
市役所の福祉課にはすでに話が通っているので、申請もスムーズに通りそうです。

ほら、みんなが待ってるよ、そうちゃん。

診察にて

2020年07月16日 22時32分48秒 | みゆみゆとの生活
大学病院を受診した時の話を。
ヘルパーさんに付き添ってもらい、外来で待つこと1時間15分。
長い。そうちゃんは「踊るポンポコリン」を歌ったり、床のゴミを拾って遊んだりしながら待ちました。えらい。よく待てた。

自ら待合室に呼びに来るのは、ダンディ教授。
診察室に入ると教授の後ろにずらりと10人くらい白衣の弟子が控える。
いつものことだけど、こちらも緊張する。
カリスマ性のある、でも熱い心で話す、大好きな先生。

「どうですか?」と聞く先生に、
「昨日事件がありまして、」と話し出す。
そうちゃんが大パニックになって車の窓を蹴り始めた話のところで、
「それは大変だったねー。ほんとに大変なことだよ。それは大変だ。」
まっすぐ私の目を見て言ってくれる先生。
いや、先生まだ驚くの早いよ。こっからこっから。

そのあと車を無理やり降りていって行方不明になったこと、
人の家のリビングに侵入していて交番で保護されたこと、
その前に寄った2軒の家でシャッターと網戸を蹴って壊したこと…。
大急ぎで顛末をダイジェストで話す。
ついでに、先月入院していた病院の先生に「双極性障害の疑い」を指摘されたことも。

ダンディ先生、「あー。でもこのタイプには薬はあんまり効かないんですよね。
全体的に少しダウンさせてボーッとさせるような薬を追加してみるから、飲ませて様子見てください。」
すかさず口を挟む私。
「先生、入院とかは無理ですか?あまりに大変で、家族が持ちません。」
「そうだよねー。うんうん。」
一瞬目を細めた先生が、バッと振り返って、
「保護室空いてる?空いてたら緊急入院、レスパイト。1週間。」
バタバタッと動き出す後ろの先生達。
こうしてそうちゃんの入院は決まりました。

しばらく外来で待ったあと、看護師さんに呼ばれてバイタルチェック(体温・血圧)などをし、
そこへぞろぞろと4人の先生達が現れた。
入院中の主治医は若い女医さんで、あとは多分研修医。
「このまま保護室直行で。」「では一緒に行きましょう。」
支援学校の体操服を来たままのそうちゃんは、先生と看護師に囲まれてエレベーターに乗り、精神科病棟へ行きました。

入院までの流れはこんな感じ。
保護室のことなどは、また別の機会に書こうと思います。

網戸を破った家の方

2020年07月15日 21時17分53秒 | みゆみゆとの生活
今日は朝イチで自分の受診。
子宮内膜ポリープのがん検診結果を聞きに行きましたが、結果は異常なし。よかった。
貧血は相変わらずだけど、ヘモグロビン10.4なら私としてはまあまあ。
「鉄剤苦手だよね?」「そですね」
「サプリでも適当に飲んどいて」「そーします」
ドクターとこんな適当な会話をして、あっという間に診察終了。

病院を出たら、お仕事へ。
重症心身障害者の介護の仕事。
主に食事介助と排泄介助。
ご飯を一口づつ利用者さんの口元へ運びながら、そうちゃんも病院でお昼ご飯食べてるかなーと考える。

仕事が終わると、遅めのお昼ご飯。
ちょっとだけ贅沢をして一人で外食し、お肉を食べました。
一息ついたら、買い物して、
いざあいさつ回り。
そうちゃんがご迷惑をおかけしたお宅のうち、シャッターを壊した家と網戸を蹴破った家に菓子折りを下げて行きました。

シャッターを壊した家のDさんは、支援学校のお知り合い。
そうちゃんがお邪魔した時の状況を再度教えてもらいながら、弁償についてもお話しました。
ついでにお互いの近況も話す。
ここ数年ゆっくり話してなかったけど、お子さん随分成長されたんだなーと思いなんだか嬉しくなった。
そこのお子さんが利用しているというGPSについても聞いてみたけど、そうちゃんには難しいかなと思った。
通学カバンにつけておけるならいいけど、そうちゃんが行方不明になる時は大抵丸腰で靴履いてる率も低い。
首からぶら下げても取っちゃうだろうし、学校での活動や着替える回数を思うと管理が難しい。
第一、居場所がわかっても飛び出しや他害を防げるわけでもないしね・・・。

そんな相談ができる人が近くに住んでいてありがたい。
壊したシャッターに関しては保険で対応することになりましたが、それにしたって業者に連絡して直してもらう手間もあり、申し訳ないことに変わりはないです。
しっかりと謝罪をして、今後も連絡を取り合うこととしました。

次に向かったのは、網戸を壊した家のBさん宅。
こちらは全く知らない方なので、ピンポン押すのもド緊張しました。
出て来てくれたBさん、私が訪問の意図を伝えると、
「うちは大丈夫ですよ、ほんとに。網戸は少しゴムパッキンから外れた場所があるくらいで、窓も割れなかったですし。」
そう言って、私が差し出すお菓子と封筒を遠慮された。

いや、これはなんとか受け取ってもらいたい。
「それではこちらの気がすみません。家におられたお子さんにも怖い思いをさせたと思いますし。
今回のことは、本当に申し訳なかったです。
主人とも話して、修繕費はきちんとお支払いしたいということになりましたので、受け取っていただけないと困ります。」
ついでにそうちゃんのその後も説明。
「息子は昨日精神科を受診して、1週間入院することになりました。
少し薬を増やして、興奮状態が落ち着くように考えているところです。
このようなことが今後ないように家族としても対応していきます。」

一生懸命話をしたら、Bさんはお菓子と封筒を受け取って下さり、
「ありがとうございます。でも、ほんとに胸が痛いです。
なんだか受け取るのが苦しいです。
こんなことは初めてで。とにかくお子さんにケガがなくて良かった、という事だけなんですけど。
なんて言ったらいいのか、胸が痛くて苦しいです。」
そう繰り返され、目を赤く潤ませられました。

初対面のBさん。
中学生のお子さんがいらっしゃるとのことでした。
私たち親子がどうしようもなくこの結果に陥ってしまったことを、同じ年頃の子どもを持つ一人の母として、我が身に置き換えて考えて下さった。
そうちゃんに悪気がなかったことも、親がこれまで必死で子育てしてきたことも想像し、辛くてやるせない思いに共感してくれた。
…そう肌で感じて、思わずもらいウルウルしてしまいました。なんて優しい方なのか。
「こんなことに巻き込んでしまってごめんなさい。優しい言葉をありがとうございます。本当に、今回のことは申し訳ありませんでした。」
謝罪に来た側は真摯に謝るのが第一優先。
目の外に続いて出たがる涙を押しとどめながら頭を深く下げ、Bさん宅を後にしました。

車に戻った瞬間、涙がポロポロ、ポロポロ、流れてきた。
涙は外に出たがってたんだな。
私、とってもしんどかったんだな、って。
現実的にどう対処していくのか、そればかり考えて必死で走ってたここ数日。
けど、感情が追いつかないままだときっとつぶれちゃう。心をなくしちゃう。
だから、ポロポロ泣けてよかった。
母として、辛くてやるせない気持ちがあることを、鏡のように教えてくれたBさん。
ありがとうございました。
また一人、地域にそうちゃんの味方が増えた。

さあ、お肉も食べたし。
ほろ酔いも飲んだし。
みゆみゆとしゃべったし。
今からアイス食べるし。
泣いたし。

もう泣かない。
大丈夫。


緊急入院、電話、電話

2020年07月14日 23時12分45秒 | みゆみゆとの生活
ご心配いただいてるので、結論を手短に。

大学病院の精神科を受診し、緊急入院させてもらえることになりました。
1週間の予定です。
薬を1種類追加し、保護室での入院。

外来で、「今日、学校はお休みにして入院するよ。」と伝えたら、
「がっこう いく」と険しい表情になったそうちゃん。
そりゃそうだ。
けれど、お医者さんや看護師さんに付き添われて保護室の入り口に来た瞬間、
 あ、そういうことね、はいはい、
とばかりにさっさと靴を脱いで入り、靴下も脱いでマットレスに座り、
「おかあさん バイバイ」。
先生達も笑っちゃうくらいすんなりと入院できました。
環境適応能力すごい。さすがそうちゃん。

けど今ごろ、  
 思ってたんとちゃうー
と怒ってるんじゃないかと心配になる。
昨日のバタバタのおかげで身体中筋肉痛で、頭もボーッとするけど、
やっぱりそうちゃんがいないと寂しいと、思ってしまうのでした。

しかし今日も忙しい一日だった。
朝早く家を出て、外来診察は1時間待ち。
お昼に入院させて諸手続きのため病院を駆け回り、
学校、市役所、相談支援事業所、放課後デイ各種に電話、電話。
昨日と今日の経過を話すとビックリされるので、どうしても時間がかかる。
皆さん心を寄せて聞いてくださり、今後の対応について一緒に相談していきましょう、と言ってくれました。
支援者さん達がいての我が家です。
午後は一旦家に帰って入院荷物(着替えや洗面用具)を揃え、再び病院へ。
高速道路2往復はなかなか疲れます。3時間くらい車に乗ってたと思う。
全部終わって午後7時、動けなくなって寝ました。

そうちゃんは眠れてるかな。
看護師さんに可愛がってもらえるといいな。
親としての、ささやかで切実な願いです。

110番のち謝罪回り

2020年07月13日 21時53分15秒 | みゆみゆとの生活
朝から事件。
疲れたので、てん末だけ書く。

昨日は意外と早く0時前には寝てくれて、午前様じゃなかったなーとホッとしていたのだけど。
今朝は起き抜けからハイテンション。
なんとなく学校に行きたくないのか、単に遊んでるのか、何度も1階と2階のダッシュを繰り返していた。

スクールバスのバス停へ向かう途中、そうちゃんが小さい声でつぶやくように言った。
「かばん とりに いってください」
おお。ほんとだ。あまりに朝バタバタしてて学校のリュックを忘れてる!
自分で言うなんてえらいじゃん~♪
そう言いながら、一度家に帰った。

いつもと違う点と言えば、そこくらい。
2度目に家を出発してほんの30秒で、そうちゃん、突然のパニック突入。
何を主張してるのか、何がきっかけだったのか、全然わからない。
「こらー!」か何か言いながら、シートベルトを外し、寝転んで車の窓を蹴り出した。
初めから渾身の力で蹴っている。
すさまじい音と共に、ドアの隙間から光が差し込む。やばい。ドアが外れる。
そうちゃんどうしたの。やめて。蹴らないで。
一生懸命声掛けしながら車を路肩に停めようとしたけど、なかなかうまくいかない。
すぐにそうちゃんは蹴るのをやめ、今度は助手席にまで回ってきてチャイルドロックを外し、車の外へ飛び出そうとした。
右手でギアをパーキングに入れようとしながら、左手で必死に服をつかむ。
一瞬、ドアの上に宙ぶらりんになるような恰好になったあと、そうちゃんは振り切って外へ走り出していってしまった。
全速力。カモシカみたいに早い。

頭真っ白になりながら、ともかく安全に駐車し、携帯と車のカギだけつかむ。
そうちゃんの後ろ姿は知らないおうちの庭に消えた。
驚いて飛び出してきたご主人に、「ごめんなさい。うちの息子が障害があって、その子が今パニックでお宅の庭を走って行ってしまいました。行方不明なんです。」
走りながら早口で説明。
ああ、
もう見失ってしまった。

走って追いかけても追いつけないと判断。
車まで戻って近くを数分グルグル回ったあと、すぐに110番しました。
迷子通報。私が掛けるのは3回目くらいか。
子どもの名前と年齢、服装など聞かれる。
家に一度戻り、警察官と話をすることにし、電話を切る。
すぐ家に向かった。
運転しながら耳を澄ます。
救急車の音がしないか。
そうちゃんは、交通ルールが分からない。

家にたどり着く前に電話が鳴った。
「交番で保護していますので来てください。」
ああ。よかった。生きてる。

迎えに行ったら、そうちゃんは交番でおとなしく座っていた。
「そうちゃん!走って車から降りたらダメでしょ!」思わず強く言ったら、警察官は「叱ってもわからんわなー」とそうちゃんに優しく声を掛けてくれて。
泣きそうになった。

車から飛び出したそうちゃんは、少なくとも3軒の家の敷地に入ったらしい。
最後に入った家は、Aさん宅。
この方が、警察に連れてきてくれたとのこと。
以下、Aさん談。
「突然玄関を開けてリビングに入ってきて、ソファでくつろいでテレビを見ていたんです。
あれ?うちの子じゃないけど、どこの子だろう?と驚いて、話しかけてみたけど何も答えませんでした。
『こっちにおいで』と誘ったらついてきてくれたので、歩いて交番まで行きました。靴は、最初から履いてなくて裸足だったみたいです。」
後で謝罪に行った時に話したんだけど、ほんとに優しい、いい方だった。
この方が対処してくれたからすんなり交番に行けたけど、もしいきなり怒る人だったら、すぐに飛び出してもう一軒ご迷惑かけていたかもしれない。

交番にいる間に、支援学校の担任から着信があった。
先生が言うには、「そうちゃんらしい子が、Bさんというお宅の窓を外から蹴って、網戸を蹴破ったと学校に通報がありました。」と。
血の気が引く。物を壊したのか。
Aさん宅の謝罪の後、今度は近くのBさん宅へ。
以下、Bさん談。
「いきなり大きな音がして何かと思ったら、外の砂利に寝転んだまま、足で掃き出し窓をガンガン蹴ってたんです。
窓が割れることはなかったし、網戸は外れましたがすぐに直せるものなので、大丈夫ですよ。
そのままいなくなってしまったので、心配になって。体操服で特別支援学校の子かなと思って、学校に連絡させていただきました。」
平謝りで謝る。そうちゃんも一緒に、「ごめんなさい」と言えた。
さぞかしビックリされただろうな、と思う。
それなのに、「事故にあってなくて、無事でほんとに良かったです。」と言って下さるBさん。
いい人すぎる。

最後は最初に庭に入ったCさんのお宅へ。
謝罪をした後、靴がなかったか聞いてみる。
交番で保護された時は裸足。
車の中に一足残っていたので、どこかで片方脱ぎ捨てているはず。
Cさん、ご親切に家の周りまで探してくれたけど、見つからず。
お礼を言ってさようならする。

一旦家に帰り、サンダルを履いていざ学校へ、3回目。
とても落ち着いていたはずなのに、なんと走り出して3分でデジャブのように同じことが起きた。
これは今までにない。連続するなんて。
前ブレなくサッとシートベルトを外し、また助手席から降りていこうとするそうちゃん。
たまたま場所がよく、すぐに車を駐車できたので、今度は取り逃がさず馬乗りになって制することができた。
汗かいた~。

これはとても学校へは連れていけない。
どうしたらいいの?
もう一度警察行く?
相談支援?社協?児相?
まだ8時半だし。
迷ってとりあえず、市役所の福祉課にヘルプ電話。
車中にあったアメを食べて落ち着いたそうちゃんを乗せて、市役所に向かった。

なんとか無事市役所にたどりついた。
相談支援の支援員さんも駆けつけてくれ、今後の相談をする。
5月にレスパイト入院していた病院とよく行くショートステイ先にそれぞれ預かってくれないか電話するも、定員いっぱいと断られる。
児相にお願いしたとしても、すぐに施設は見つからないだろう。
とりあえず、主治医である大学病院の精神科で入院させてもらえないか頼むのが最優先では?

そんな話をしている間に、どんどんそうちゃんは落ち着いて、トゲが抜けていくようだった。
大学病院に電話をしたら、主治医は明日しかいないとのこと。
今日は学校行かせて、明日改めて受診をし相談することにした。
心配したけど、そのあとそうちゃんは学校までおとなしく車に乗っていてくれて、学校、デイと日常をこなすことができた。
日常万歳。

で、夜。

よほど疲れたのか、そうちゃんは7時半に気絶寝。
私は気分転換に縫い物。
大変な一日だった・・・
しかし、いい人ばっかりだな、この町は。

そんなことを思っていると、一本の電話が。
「警察ですが。」
なんだろう、と思ったら靴の話。
そこから、だんだん話の雲行きがあやしくなり。
・・・ある家の敷地内でそうちゃんの靴が見つかった。
その家では、朝シャッターが殴られるか蹴られるかするような音がした。
「あけろー!」というような声もした。
そしてシャッターが少し凹んでいた。

うわー。もう一軒あったか。
頭を抱える。
警察とのその後のやりとりで、そのDさん宅は知り合いのおうちということがわかった。
すぐに電話して平謝りし、シャッターはそうちゃんの保険で直させて下さいと頼んだ。
Dさんは、「そうちゃんのことはよく知ってるし、うちはシャッターだけのことだからそんなに気にしないでください。」と言ってくれた。

エエ人ばっかやないか。この町は。
ご迷惑かけたおうちの方々も、福祉関係者の皆さんも、心配してくれた友人たちも。
何度も連絡をくれた学校の先生。
そして日本の警察、親切すぎ。親切があふれてる。

明日は病院。
道中が心配だったけど、ヘルパーさんが付いてきてくれることになったから大丈夫。
これも奇跡の一つ。

結局文章が長くなっちゃった。
この乱文を読んでくれてありがとう。

頓服2連敗

2020年07月12日 22時38分33秒 | みゆみゆとの生活
昨夜は異常な興奮状態で。
頓服も全く効かず。
久々に深夜2時間ドライブしたよ。
本人が行きたがったわけじゃなく、大声が余りにも続いたから。
クールダウンとご近所迷惑対策を兼ねて。

帰宅後も全然寝ず。
ムクッと起きては、カーテンを開けて閉めてまた寝る。
この繰り返し。
なんだこの儀式。初めて見た。
結局寝たのは午前2時半。

朝は8時に起き、午前は私と、午後はヘルパーさんとお出かけ。
そして今夜もまだ絶好調。
頓服2連敗。このペースだと午前様は確実。
どうしたんだ、そうちゃん。
ひどい不眠って2晩は続かないはずなのに。おかしい。
知らないうちに9時には寝ていた天使ちゃんはどこへいった?
あれはあれでおかしかったか…。

ともかく私は今日昼寝したので!
お付き合いできますよ。

そうちゃんとお買い物

2020年07月11日 22時41分51秒 | みゆみゆとの生活
小さい頃は全然無理だったことの一つ、お買いもの。
長年かけて練習して、できるようになってきた。

近所のスーパーは、ソーシャルディスタンスを守るため、待つ場所に足のマークがある。
きっちりとそこに足を合わせて待つそうちゃん。

ユニバーサルデザインって素晴らしい。

たくさんお買いものした荷物を、文句も言わず車まで運んでくれた。

かーちゃんの背を少しだけ越えた、頼れるニコニコ中学生。
買い物中、小声でずっと「大きなかぶ」を暗誦してた。
「やっと かぶは ぬけました おーしーまい」
まだまだ、かわいい。

木曜日のお風呂はパス

2020年07月09日 23時17分35秒 | みゆみゆとの生活
「木曜日はお風呂に入らない日」と勝手に決めたらしいそうちゃん。
デイ、晩ごはん、ビデオの後、
「おふろは はいらない! おかあさんと ねる」
そう宣言してさっさとトイレと歯磨きを済ませ、私を急き立てて寝室へ。
ほとんど声を出すこともなく、8時半には寝てしまいました。
楽だけど、ちょっと心配。

確かに木曜日って、一番疲れが溜まってる曜日よねー、とも思う。
今日はデイの送迎車でシートベルト外してドアから出ていこうとしたとか。
相変わらず「うなずきチック」みたいな症状も出てるし。

明日頑張れば週末だ。
頑張ろ。
おやすみ。


大雨警報で休校

2020年07月08日 22時16分32秒 | みゆみゆとの生活
今朝はショートステイ施設のスタッフさんが学校へ送り届けてくれる予定だったのですが。
午前7時50分頃に大雨洪水警報が発令され、1日休校が決まりました。
地元小・中学校は暴風警報が出なければ原則休校にはなりません。
けれど特別支援学校は広域から生徒が集まってきているので、わりとすぐに休校になります。
低い土地も多く、スクールバスのコースで冠水が起こることもよくあるので、致し方ないのですが、やはり急な発表には焦ります。

朝、学校から連絡を受け、慌ててショートに電話し、家に送ってもらうようにしました。
仕事の予定もキャンセル。あまりお役に立てていないパートとはいえ、当日のお休みを言うのは申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

当のそうちゃんは、さほど動揺しているふうもなく。
帰宅するなり、「ビデオやさん いくよ?」。
そうね、水曜日だもんね。
天気予報によると、朝がピークであとは曇りのち晴れとのことだったので、お散歩で行きました。

ビデオ屋さんにお散歩、それからラーメン屋さんまで歩いてお昼ごはん。
コロナ休校中に何度も歩いたコースです。
平日のパターンを作っておいて良かった。
ラーメン屋さんのバイトさん達も、私たち親子を覚えていてくれて、「カウンターがよかったですよね?」「取り皿お持ちしますね?」と親切に言ってくれる。
おかげで落ち着いてお昼ごはんを食べることができました。

遠回りしてたくさん歩き、結局2時間ほどお散歩。
午後は借りてきたDVDを見て、ドライブして晩ごはんのお買い物。
晩ごはんは定番の鍋にしました。
ポン酢かけときゃ、絶対食べてくれるからね。

運動しすぎて疲れたのか、ショートで彼なりに気を遣ってきたのか、夜は妙におとなしく、あっという間の8時に寝てしまいました。
1日を通してやや表情が険しく、顔をしかめる仕草もあってちょっと心配。
遅発性ジスキネジアを思わせる動きだったので、続くようなら精神科に相談しなければ、です。

この辺は川の水位が上がったくらいで特に被害はなかったのですが、明日も降るようなので油断はできません。
そして支援学校は、ランチルームが浸水&雨漏りだそうで…。
明日とあさってはお弁当を持たせることとなりました。
先生も大変だ。
しかし、まだ新しい建物なのに雨漏りとは。
それだけ想定外の雨足だったのか、それとも?

今年は次々と想定外の事態への対応が求められます。
こんな時は、子ども達の様子に対してアンテナ高くしときたい。
目に見える何かが起き始めてからでは遅いこともあるから。

布製箸袋

2020年07月07日 23時14分22秒 | みゆみゆとの生活
そうちゃんは二泊三日の予定でショートステイ中。
家の中が静かで寂しい。
珍しく、3人掛けソファに夫とみゆみゆと一緒に並んで座って、ドラマなんか見ちゃったよ。
「家政夫ナギサさん」。
瀬戸くんがカッコよすぎてもだえる私と娘(笑)

さてさて、お裁縫も快調にやっていますよ。
今日作ったのは、布製箸袋。
布巾を二枚の三角形に切って端の始末をし、片方を折り畳んで縫う。

この三角スペースに箸(又はスプーン・フォーク)が入る。

反対側は縫わないので、長い箸でもスプーンでも、長さや幅に合わせて調節可能。


で、クルクルっと巻いて紐で留める。

二つ作りました。

箸箱と違ってカチャカチャいわないし、三角スペースを裏返して洗濯しちゃえばいつも清潔。
そもそも布巾なのですぐ乾くのもいいところ。
そうちゃんには、ちょっと構造が複雑すぎて無理そうなので、残りの3人が使い回すことになりそうです。

お弁当作るのが楽しみになるアイテム。
これ大事。