二十年前に植えた「やぶかんぞう」ですが、今日ほど、きれいな花だなと思ったことはありません。名前を聞くと地味な花ですが、花の少ないこの時期、周りの緑の中でひときわを異彩を放っているようにみえました。きのう咲いていた花はもうしぼんでいました。なるほど、花の命は短いですね。
この時期のちょっと前まではハナジョウブやアジサイが周りの梅雨と溶け合い6月の雰囲気を出していたかと思うのですが、その陰でヤブカンゾウの花はじっと絶えていたように、七月に入り一気にその花を咲かせた感がありました。
今回、この時期、あらためてこの花の良さに気づいたのです。来年からは楽しみに待っていたいと思います。あじさいが次の主役をやぶかんぞうに譲ったようにみえました。
次々と庭の様相も変わっていってます。
しとしとと
降る雨飛ばす
やぶかんぞう
梅雨空に
朱色が映える
やぶかんぞう
感じたままを詩にしてみました。
①やぶかんぞう
この朱色がたまらない。東照宮もこんな朱色が使われていたように気がしました。梅雨の水滴もいいですね。
②アジサイもそろそろ終わりの時期にきました。
③山アジサイ
今だ花芽をつけず、いつになることやら
③こまゆみ
我が家に植えてある原木から、挿し木にして育てました。こんな盆栽になったらいいなと思います。
④柿の新芽が美しい
思い出したように新芽が出てきました。新芽でくるんだ柏餅ならず、柿餅などもおいしでしょうね。