最近、世の中に必要でない物は起こらないと思うようになりました。必ずや、原因があり結果があります。これは因縁果の法則でしょう。
原因は、今より過去のことです。これは変えることはできません。
ですので、過去は、受け入れるより仕方がありません。これを拒否したら事後の解決もままなりません。受け入れるしか道はないのです。
同じ受け入れるなら、それを受容し、むしろ喜びとして受け入れたほうがいいでしょう。
大切なことは今後どうするかというアクションです。このような種がまかれたことによる現象というのは、起こるべきして起こった出来事なのでしょう。
これをピンチととらえるか、チャンスととらえるかで将来が変わってきます。
これはむしろチャンスだととらえましょう。そうすれば未来は開けてくるのです。明るさが見えてくるのです。
洞窟の中に入ったばかりは、真っ暗です。真っ暗だと、そこで思ったら、もう終わりですが、目が慣れ余裕が出てくると、薄暗く見え、どこからか、明かりが見えてくるのです。
それからは、そこへ向かってベクトルを集中させていけばいいのです。そう考えられれば、もう、ピンチはチャンスに変わりました。
ピンチは変化のときでもあります。気圧が高い方から低いほうに流れるのと同様、ピンチがあり、変化が生まれるのです。まさに、表裏一体のできごとのようです。
人生ですので、今後も波風もありましょう。どんな、時にも動揺することなく、受け入れ、それをチャンスに変えて生きたいと思うこのごろです。
芸術家は素材が難しければ難しいほどそれを克服しようと努力するそうです。人生が芸術なら、そこから、もっと、すばらしい作品が生まれてくることでしょう。安易な素材を選んだらその先にある作品もそんなものになるでしょう。
昔読んだ本の中にこんな一説がありました。紹介しておきます。
「人生は芸術である」
自分の作った芸術作品が、心のこもらない、いい加減な作品だったとしたら、満足のいくものとはならないでしょう。
それと同様に毎日の生活が、心のこもらないものであったとしたら、自分の日常生活は、満足のいくものとはならないでしょう。
あなたの人生は自分の芸術作品です。たとえどんな些細なことであっても、自己を表現する人生の1コマ、芸術作品の1コマであると思って日常生活のひとつひとつの表現に誠を込める、心を込めていくと、あなたの表現には「自己表現の美しさ」が現れてくるのです。そのような毎日を送ることで、あなたは自分を表現する喜びに満ち溢れた生活を送ることができ、人生を芸術することになるのです。
PL教団の教えより抜粋
今、こうしてブログを書いてきて、こういう本を読んだこともあるなと、当時を思い出しました。いろいろな見方があるものだなとつくずく思いました。
芸術と人生とはこうしてかかわりあっているのだなと、いうことがよく分かった書籍でした。
どちらにしても、何でももプラス思考で考えることが大切だとつくづく思います。