大根ほど、冬野菜としてポピュラーなものはありません。みそ汁、酢の物、ふろふき大根、大根おろし、おでん、切り干しと、あげれば切りのない程レシピが存在します。
海岸の砂浜でハマダイコンなるものを見つけました。見た目、畑で栽培されているものとそっくり同じです。調べて見ると、野生化したものというより、もともと野菜種らしいのです。
試しに引っこ抜いたところ、あまりに根が長いのでびっくりしました。60CM位あるのでしょうか。畑のものと長さが違っていました。
浜では水分が少ないので、そこまで根を伸ばさないと水を吸収できないからでしょう。海岸にしっかり適応してこうなったのだろうと思います。
植物は相手を変えるというより、その土地に適応して育っているのだなと言うことがよく分かりました。人間が土地そのものを変えようとするのと大きな違いだなと思いました。適応力の強さに感心しました。
と、同時に人間との違いが思い浮かびました。土地や環境そのものを変える力を持つ人間ですが、自然というものをもう一度考え思慮深く行動して欲しいと思いました。何でも、度を過ぎるといけません。植物の適応力を参考にして生きることの大切さを感じました。
また、いつか、その大根を食べてみて感想をまとめてみたと思いました。
根が先端までまっすぐ長く伸びているのが印象的でした。大根足なんて言葉はどこにいったのでしょう。スレンダーな長い脚です。浜の大根は随分スマートなんだなと思いました。「所変われば品変わる」でしょうかね。
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