想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

歌は世につれ世は歌につれ

2014年10月23日 | エッセイ

震災4年10月23日

「歌は世につれ世は歌につれ」こんな言葉があったことを思い出しましたが、まさに歌とこの世は密接につながっているということをよく思い出します。いや、昔の歌を聴くとその当時のエピソードや情景が思い浮かぶのです。年をとったかなと思うのもこの時です。過去に生きてはいけない。今、その刹那を生きようと思うたび過去のこともよみがえってきます。

 さて、私が物心付く頃よく耳にした曲が「美しき天然」です。この曲は娯楽のなかった時代、両親に連れられてよく鴨江観音様に縁日でいくと、サーカスのテーマ曲として流れていました。この曲に合わせて悲しげな顔をしたぞうさんが入り口に首を左右に揺らしながらテントの前にいた情景が伝わってきます。{当時はサーカスに売られると言うことを聞いたことがあります。人権の時代と言われる今日とは隔世の感があります。何でもいえ、自分の努力で、どうにでもなる今の時代を感謝しないといけません。昔は「働けど働けど我が暮らし楽にならざり…」という時代もあったのですね。それを思うとわがままはいえないですね。}
 メロディーは覚えていましたが曲名が「美しき天然」と、知ったことは大人になってからです。確かCマイナーの曲ではなかったかと後で分かりました。
 
 日本の曲には♭が三つある曲が多いんだなとあらためて知った記憶があります。日本人の中にこのCマイナーは根付いているのかもしれません。今の時代から考えれば随分暗いイメージですね。
  反面うちの親父は酒が好きでしたのでよく鉄の針がついてレコードでこんな歌も友達を招いてよくうちで歌っていました。デカンショ節です。こちらは宴席の歌ですのでCマイナーとは随分違いますね。父が職場で興にに乗ると歌うのが芸者ワルツでした。また、黒百合の歌こんな曲もありました。この曲は姉がよく歌っていたようです。水原弘の黒い花びら、この曲は第1回レコード大賞の曲です。黒というイメージが当てたのかなと思います。

 いつか、音楽と時代の流れを時系列にまとめて感想を述べて見るのもいいのかと思っていますが、いつのことやらケセラセラという感じです。

 確かに楽しく人生生きたかったらケセラセラですね。人生なるようになるし、なるようにかならない。これ、名言です。

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