ここは相良の梅園です。もう八分咲きのようでした。目白が蜜を求めて盛んに活動していました。梅の花が風や雨に落ちとてもきれいでした。咲いている花はもちろん美しいのですが、このように雨に濡れ、落ち葉のようになっている花もまた、風情があって美しいものです。
「咲いてよし、散ってもなおよし 梅の道」
という感じでしょうか。友と語らいながら歩けるといいですね。丁度、京都の哲学の道のような雰囲気かな。
こちらは、湖畔に散った椿です。
無残にも 湖畔に散った 椿かな
そんな感じかな。
落ちてなお 紅く燃え立つ 椿かな
落ちてなお くれない燃ゆる 椿かな
湖畔にて 短き命 今尽きぬ
昔の栄華 遥か偲ばん
哀れ やぶ椿かな
時は流れ
悠久の過去の残り香は
大地の恵みと化す
輪廻転生
時の流れは永久(とわ)に続く
水萌