梅のはなうすくれなゐに咲きしよりかすみ色づ く春の山かぜ(正治二年初度百首)
くれなゐの梅が枝になく鶯はこゑの色さへことにぞありける(風雅和歌集)
くれなゐににほはざりせば梅の花ふかきこころをよそへましやは(風葉和歌集)
けふもまた人もとはでやくれなゐの濃染(こぞめ)の梅の花のさかりを(続古今和歌集)
くれなゐの涙に染むる梅の花むかしの春を恋ふるなるべし(能因法師集)
梅のはなうすくれなゐに咲きしよりかすみ色づ く春の山かぜ(正治二年初度百首)
くれなゐの梅が枝になく鶯はこゑの色さへことにぞありける(風雅和歌集)
くれなゐににほはざりせば梅の花ふかきこころをよそへましやは(風葉和歌集)
けふもまた人もとはでやくれなゐの濃染(こぞめ)の梅の花のさかりを(続古今和歌集)
くれなゐの涙に染むる梅の花むかしの春を恋ふるなるべし(能因法師集)