monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

日本古写経データベースの公開

2010年02月15日 | 日本古典文学

 国際仏教学大学院大学で「日本古写経データベース」を公開。
 古典文学をやるなら、仏教も学ばねば、と思ってるのですが、とっつきにくいので、独学では難しそうです。こういう↑一次資料も利用できるようになりたいのですが……。
 お経の発声法にも興味があります。お経の読み方が能楽の発声の基礎になっているのだそうです。
 そうそう、禅寺の修行は掃除が8割、っていうハナシもどっかで聞きました。「身の周りを片づけて、精神もキレイにする」ってことらしいです。それを聞いたとき、“実際の掃除テクも身につくんじゃないか”と、よこしまな考えをいだいてしまいました。そんな理由でも受け入れてくれる短期修行の寺、ってないかしら?


マンガ「孤高の人」佳境です

2010年02月15日 | 読書日記

 以前に書いてから(2009年2~3月)、随分とほったらかしにしてしまいましたが、ちゃんと読んでますヨ。連載は、まさに佳境です。(第9巻も2/19発売)
 前園蒼が後輩・武村を誘惑する女だ、という私の予想をカンペキに裏切って、かつての同級生・白井夕美がキーになる人物でした。(ちなみに結婚してるから、「白井」ではないんですけどね。)

 とうとう武村クンは、喰われちゃってます。女性ヌードを期待していたむきも多いと思いますが、反対に男性ヌードで意表をつき、女性読者の目を楽しませてくれました。
 このシーンであの描き方ってことは、今後も一般的なセックスシーンの絵が登場することはなさそう、って気がします。(ゲイジュツ的な描き方、っていうんでしょうか。でも、ちょっと残念……。) 

 このあと、原作では、文太郎は結婚して山から遠ざかり――って展開なのですが、コミックではどーなるのでしょう? かなり翻案してるので、予想がつきません。
 が、あえて勝手に想像するなら、 ――文太郎が故郷で出会った運命の相手は、美しく成長した、あの少女だった。彼女は高校卒業後、医療(あるいは福祉)系の仕事に就いており、文太郎の親のヘルパーか何かで働いていた。そして、親の強いすすめで結婚。(そのためには、文太郎がどっかに正社員として雇用されてた方が良いのか……。)

 せっかく硬派で来てるので、いっそのこと文太郎の恋愛話は飛ばしてしまい、あくまで山岳メインで行く、って手もあるのかもしれませんね。