十六夜月 2011年09月16日 | 日本古典文学-和歌-秋 秋風に嶺ゆく雲を出でやらで待つほど過ぐるいざよひの月(続千載和歌集) 山の端(は)にたなびく雲や晴れぬらむ出づるもしるきいざよひの月(白河殿七百首) 山の端の霧とびわけて行く雁の羽風(はかぜ)にしろきいざよひの月(光経集)