「春の面影(おもかげ)」という語は、日本国語大辞典・第2版では『広本拾玉集』(1346年)からの例が早いのですが、さらに146年さかのぼる用例があります。
御狩野や雪はふりきぬこれもまたぬるとも花の春の面影
(巻百七十・正治二年第二度百首和歌、藤原雅経、雪)
塙保己一編『群書類従・第十一輯(訂正三版)』続群書類従完成会、1993年、244ページ
「春の面影(おもかげ)」という語は、日本国語大辞典・第2版では『広本拾玉集』(1346年)からの例が早いのですが、さらに146年さかのぼる用例があります。
御狩野や雪はふりきぬこれもまたぬるとも花の春の面影
(巻百七十・正治二年第二度百首和歌、藤原雅経、雪)
塙保己一編『群書類従・第十一輯(訂正三版)』続群書類従完成会、1993年、244ページ