日本国語大辞典の「片山陰(かたやまかげ)」という語の古い用例は、『山家集』の用例をあげていますが、もっと古い用例があります。
朝日さす片山かげの板にもてのうち寒き冰とかなむ
(古今和歌六帖・第一・天・冰)291ページ
『校註国歌大系・第九巻』国民図書、1929年
逢ふことはかた山蔭の石井筒むすぶ心はいつかとくべき
(二九五・元永元年六月廿九日右兵衛督実行歌合、寄泉恋)1810ページ
萩谷朴『平安朝歌合大成 増補新訂 第三巻』同朋舎出版、1996年
日本国語大辞典の「片山陰(かたやまかげ)」という語の古い用例は、『山家集』の用例をあげていますが、もっと古い用例があります。
朝日さす片山かげの板にもてのうち寒き冰とかなむ
(古今和歌六帖・第一・天・冰)291ページ
『校註国歌大系・第九巻』国民図書、1929年
逢ふことはかた山蔭の石井筒むすぶ心はいつかとくべき
(二九五・元永元年六月廿九日右兵衛督実行歌合、寄泉恋)1810ページ
萩谷朴『平安朝歌合大成 増補新訂 第三巻』同朋舎出版、1996年