「仮の憂世/浮世(かりのうきよ)」という用語は日本国語大辞典・第二版では、「①はかない、この世。無常である現世。」という語釈があり、用例は夫木抄からの例をあげていますが、もっとさかのぼる例があります。
我はただかりのうき世ぞあはれなる春のきぎすのなれるすがたを
(117・頼政集、658)
『新編国歌大観3 私家集編1 歌集』角川書店、1985年、528ページ
「仮の憂世/浮世(かりのうきよ)」という用語は日本国語大辞典・第二版では、「①はかない、この世。無常である現世。」という語釈があり、用例は夫木抄からの例をあげていますが、もっとさかのぼる例があります。
我はただかりのうき世ぞあはれなる春のきぎすのなれるすがたを
(117・頼政集、658)
『新編国歌大観3 私家集編1 歌集』角川書店、1985年、528ページ