「霞の関」という用語には「行く手をさえぎる霞を関所にたとえていう。」という語釈があり、日本国語大辞典・第二版では1320年の例を早い用例としてあげてありますが、100年ほどさかのぼる用例があります。
あさみとりはるの越ゆく相坂を霞の関と人やみるらん
(巻第三百八十二・正治二年院御百首、慈円、春)
塙保己一編『続群書類従・第十四輯下(訂正三版)』続群書類従完成会、1983年、584ページ
「霞の関」という用語には「行く手をさえぎる霞を関所にたとえていう。」という語釈があり、日本国語大辞典・第二版では1320年の例を早い用例としてあげてありますが、100年ほどさかのぼる用例があります。
あさみとりはるの越ゆく相坂を霞の関と人やみるらん
(巻第三百八十二・正治二年院御百首、慈円、春)
塙保己一編『続群書類従・第十四輯下(訂正三版)』続群書類従完成会、1983年、584ページ