日本国語大辞典・第二版の「八重襲」の最古用例は、御伽草紙(室町末)ですが、もっとさかのぼる用例があります。下記歌合は、嘉吉三年(1443年)の歌合。
山姫の袖のかすみの八重かさねさくらたちそへて二月の空
(巻第四百十・前摂政家歌合)
塙保己一編『続群書類従・第十五輯上(訂正三版)』続群書類従完成会、1979年、260ページ。
日本国語大辞典・第二版の「八重襲」の最古用例は、御伽草紙(室町末)ですが、もっとさかのぼる用例があります。下記歌合は、嘉吉三年(1443年)の歌合。
山姫の袖のかすみの八重かさねさくらたちそへて二月の空
(巻第四百十・前摂政家歌合)
塙保己一編『続群書類従・第十五輯上(訂正三版)』続群書類従完成会、1979年、260ページ。