「結ぼおる(むすぼほる)」という単語には、「心が鬱屈(うっくつ)して晴ればれしなくなる。気持が発散せず憂鬱になる。気がめいる。気づまりとなる。」という語釈があり、日本国語大辞典・第2版では、『拾遺和歌集』からの用例を早い用例として採っていますが、さかのぼる用例があります。
朝ごとにむすぼほれてぞすぐしくるふりにし里をこふる心は
(40・千里集、97)
『新編国歌大観 第三巻 私家集編1 歌集』角川書店、1985年、148ページ
「結ぼおる(むすぼほる)」という単語には、「心が鬱屈(うっくつ)して晴ればれしなくなる。気持が発散せず憂鬱になる。気がめいる。気づまりとなる。」という語釈があり、日本国語大辞典・第2版では、『拾遺和歌集』からの用例を早い用例として採っていますが、さかのぼる用例があります。
朝ごとにむすぼほれてぞすぐしくるふりにし里をこふる心は
(40・千里集、97)
『新編国歌大観 第三巻 私家集編1 歌集』角川書店、1985年、148ページ