「みなぎる(漲)」という単語の「①流れがはげしくて、水しぶきが立つ。」という語釈の早い例として、日本国語大辞典は1069-77年の狭衣物語の用例をあげていますが、もっとさかのぼる用例があります。
川のせの漲るあわの流れても人の憂き瀬は消えて恨みむ
(古今和歌六帖、第三、瀬)
『校註国歌大系9』国民図書、1929年、373ページ
「みなぎる(漲)」という単語の「①流れがはげしくて、水しぶきが立つ。」という語釈の早い例として、日本国語大辞典は1069-77年の狭衣物語の用例をあげていますが、もっとさかのぼる用例があります。
川のせの漲るあわの流れても人の憂き瀬は消えて恨みむ
(古今和歌六帖、第三、瀬)
『校註国歌大系9』国民図書、1929年、373ページ