猫好きにはたまらない、猫がいっぱいの浮世絵です。
歌川国芳は、江戸時代の浮世絵師ですが、かなり反骨精神旺盛な人だったそうです。天保の改革で役者絵が禁止されると、落書きのような役者絵を描いたり、遊郭の絵が禁止になると、なんと猫を主役にしてその類の絵を描いています。
相当の猫好きでもあったそうです。
良く観察していて、なまずやうなぎといった文字を猫を組み合わせて描いたりもしています。それも良くできています。
「猫飼好五十三疋」は、東海道五十三次の宿場を現しています。あまり古い字を読むことは得意ではないため、違っているかもしれませんが、例えば、「のどかい」は保土ヶ谷、「おや」は宮、「ぶちかご」は藤川、「ぶちじゃま」は土山などです。
でも、おもしろいことに気づきました。尻尾の短い猫が随分、描かれています。
最近、尻尾の短い猫はあまり見かけません。そこで数えてみました。上、中、下に全部で71匹の猫が描かれていますが、尻尾の長いのは12匹、尻尾の短いのが46匹、不明なのは13匹です。江戸時代の日本猫は尻尾の短いのが多かったのでしょうか。猫の種類に、たしか「ジャパニーズ・ボブテイル」という尻尾の短い種類のがあったと思います。江戸時代の猫が外国で飼われ、種類となったのではと考えてみました。
写真は猫とは無縁のJR弘前駅の駅名表示です。

歌川国芳は、江戸時代の浮世絵師ですが、かなり反骨精神旺盛な人だったそうです。天保の改革で役者絵が禁止されると、落書きのような役者絵を描いたり、遊郭の絵が禁止になると、なんと猫を主役にしてその類の絵を描いています。

相当の猫好きでもあったそうです。

「猫飼好五十三疋」は、東海道五十三次の宿場を現しています。あまり古い字を読むことは得意ではないため、違っているかもしれませんが、例えば、「のどかい」は保土ヶ谷、「おや」は宮、「ぶちかご」は藤川、「ぶちじゃま」は土山などです。
でも、おもしろいことに気づきました。尻尾の短い猫が随分、描かれています。

写真は猫とは無縁のJR弘前駅の駅名表示です。
