しなしなの記録

 しなしなの趣味の記録です。洋楽カラオケ、郵便局訪問、川、猫など

初夏の月寒川の花たち その1 外来種

2009-06-25 20:32:25 | Weblog
 月寒川には、この時期、多くの花たちが咲き誇っています。
 トップの写真に見えているように、ある程度の群落を作っているのはフランスギクです。

 名前の通り、ヨーロッパ原産です。マーガレットとも呼ばれています。しかし、これは園芸物ではなく、平成5、6年だったと思いますが、ブームであったワイルドフラワーとして入ってきたそうです。私も、道路の法面などに手間もかからず、美しい花が咲くなら良いのではと、当時、考えていました。しかし、それは大きな間違いでした。これら外来種は繁殖力が強いものが多く、在来種を駆逐してしまいます。フランスギクは寒さに強いそうです。
 次の写真の花はブタナです。

 タンポポモドキとも呼ばれます。私はロシアタンポポと呼ぶ人がいたのを記憶しています。これも平成5、6年頃から目立つようになった気がします。これもヨーロッパ原産だそうです。
 最後の写真はムラサキツメクサです。これは牧草として入ってきた外来種です。

 アカツメクサとも呼ばれます。やはりこれもヨーロッパ原産でそうです。私は、子供の頃から数年前まで、これがレンゲの花だと思っていました。たいへんな間違いでした。
 この3種類の花が、月寒川で咲いている数の多さに関するベスト3です。とにかく群落を作り、繁茂しています。花としては美しいかもしれません。しかし、外来種によって、在来種はどんどん駆逐されているのかもしれません。オオハンゴンソウ(北米原産)もそうですが、一度、根付いてしまうとこれら外来種は駆除が難しいのが現状です。
 困ったものです。
コメント
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