札幌市北区新琴似を流れる安春川。明治に屯田兵が湿地帯であったこの地を畑等にするための排水として作った川です。
一帯の宅地化が進むと水源が無いため、枯れ川となっていました。しかし、現在は創成川下水道処理場の高度処理水が流され、川が復活しています。多くの生き物が棲んでいます。
下の写真のように、川に棲む生き物を採取しようと、たくさんの子供達や大人が夢中になります。

ある方がアメリカザリガニを採取していました。
了解を得て、写真を撮らさせていただきました。トップの写真です。立派なアメリカザリガニです。大きさは7cmぐらいでしょうか。
北海道では、アメリカザリガニは繁殖しないと言われています。理由は冬の川の水温が0℃近くに下がるためです。しかし、数年前から札幌市の安春川や屯田川では繁殖しているとの情報がありました。安春川も屯田川も創成川下水道処理場の高度処理水が流されている河川です。下水道の処理水は冬でも9℃ぐらいの水温があるそうです。暖かい処理水が流れていることが、繁殖に繋がっているようです。
でも、この日は私は驚きました。
アメリカザリガニの繁殖が報告されていたのは安春川の下流です。ここは、安春川の上流です。ここでもアメリカザリガニは繁殖し始めたのでしょうか?それとも、下流から上ってきたのでしょうか。
下の写真には2匹のアメリカザリガニが写っています。大きな赤い個体の下、上方に小さな茶色いのがいます。茶色いのは若い個体のようです。若い頃はこのような色なのだそうです。

アメリカザリガニのほか、札幌市内には日本固有(北東北3県と北海道に生息)のニホンザリガニも生息していますが、絶滅危惧Ⅱ類に指定されているとおり、その生息箇所は限られているようです。


下の写真のように、川に棲む生き物を採取しようと、たくさんの子供達や大人が夢中になります。


ある方がアメリカザリガニを採取していました。

北海道では、アメリカザリガニは繁殖しないと言われています。理由は冬の川の水温が0℃近くに下がるためです。しかし、数年前から札幌市の安春川や屯田川では繁殖しているとの情報がありました。安春川も屯田川も創成川下水道処理場の高度処理水が流されている河川です。下水道の処理水は冬でも9℃ぐらいの水温があるそうです。暖かい処理水が流れていることが、繁殖に繋がっているようです。

でも、この日は私は驚きました。

下の写真には2匹のアメリカザリガニが写っています。大きな赤い個体の下、上方に小さな茶色いのがいます。茶色いのは若い個体のようです。若い頃はこのような色なのだそうです。

アメリカザリガニのほか、札幌市内には日本固有(北東北3県と北海道に生息)のニホンザリガニも生息していますが、絶滅危惧Ⅱ類に指定されているとおり、その生息箇所は限られているようです。
